<タイトル>
鍋島小紋のおひな様
<放送日>
平成16年4月7日 (水) 午後9時54分〜10時 |

<内 容> 佐賀市在住の人形作家、福岡伊佐美さん。「佐賀ならではの文様を、ぜひおひな様に着せたい」と鍋島小紋の絵柄の雛人形を制作し、毎年3月に開催される、「佐賀城下ひなまつり」に展示しています。
今年のテーマは雅やかな「曲水の宴」。会場となる佐賀市歴史民族館のひとつ、旧古賀家の50畳の大広間には、1年かけて制作した人形たち約200点が、雅な表情で集います。人形以外にも着物や帯、橋の欄干、細々とした調度品などを配し、水に和歌を流し遊ぶ様は愛らしさの中に迫力を感じます。
福岡さんが人形に着せる鍋島小紋の文様は、当時鍋島家が着用していた裃に使用されていた、胡麻の殻の断面を図案化したものです。明治以降、時代の移り変わりの中忘れ去られた幻の文様といわれたものを再現しました。
いくつもの行程を通り、時間をかけて作られる人形の一体一体。福岡さんは「着せる着物の色合いに、一番こだわります」とお話されるように、どの人形を見ても同じ物は一つとしてなく、上品な色合いがますます人形の愛らしさを引き立てます。
番組では、作り方の簡単な行程も紹介しつつ、人形にこめる福岡さんの思いをご紹介します。

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