健康食品にシアン化合物 業者に回収命令

2017/10/06 (金) 19:36

嬉野市にある業者が製造したビワの種を粉末にした健康食品に自然に由来する毒物「シアン化合物」が含まれていたとして、県は回収命令を出しました。これまでに健康被害の報告はないということです。回収命令が出された商品は、嬉野市の川原茶業が製造した「ビワの種粉末100g入」で、お湯などに溶かして飲む健康食品として販売されていました。県によりますと東京都による調査で、この商品から食品衛生法に違反する値のシアン化合物が検出されたということで、来年6月と7月に賞味期限を迎えるおよそ360個が対象です。シアン化合物はビワやウメなどバラ科植物の未熟な果実の種に含まれる成分で、体内に取り込むと吐き気などの中毒症状が現れるおそれがあるほか、大量に摂取した場合死に至るケースもあります。問題の製品は1日に2.4グラムを摂取量の目安として記載していましたが、体重50キロの人が1.6グラム摂取すると健康被害が出る危険性があるということで、県は口にしないよう注意を呼びかけています。嬉野市の店舗での販売のほか福岡や長崎、関西にも流通しているということですが、今のところ健康被害の報告はないということです。

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