西日本豪雨 嘉瀬川ダムの効果は

2018/07/12 (木) 19:42

この大雨で、佐賀県内でも一時、氾濫危険水位を超えた河川がありました。県内最大のダム、嘉瀬川ダムは、その時どんな役割を果たしたのでしょうか。【川野アナウンサー・7月6日】「佐賀市大和町です。茶色く濁った水がすごい勢いで流れています。その一部が道路にあふれています」先週、西日本を襲った豪雨。佐賀でも降り始めからの雨量が500ミリを超えたところもあり、記録的な豪雨となりました。嘉瀬川では川の水が道路にあふれたところもありました。【中村記者】「2012年に完成した嘉瀬川ダム。県内最大のダムの水位は今回の豪雨で、2メートル近く上がりました。」嘉瀬川ダムのコントロールをしているのが、佐賀市富士町にある嘉瀬川ダム管理支所です。【国土交通省武雄河川事務所嘉瀬川ダム管理支所・甲斐剛所長】「平成24年から(嘉瀬川ダムの)管理を開始して、7年が経つが、最大雨量と、流入量、放流量を記録した。」「職員一同、肝を冷やしながら操作をしていた」今回の豪雨で嘉瀬川ダムの上流では535ミリの雨が降りました。最大で毎秒587・4トンの雨水が嘉瀬川ダムに流れ込んだことになります。このうち7割にあたる430トンを下流に放流し、残り3割の毎秒150トン余りがダムにたまりました。嘉瀬川ではこの映像を撮影したのとちょうど同じくらいの時間帯、6日午前7時40分に一時、氾濫危険水位を超えました。さらに水位が高くなれば大惨事となった可能性もあります。【中村記者】「佐賀市大和町川上にある嘉瀬川の水位の観測地点です。もし嘉瀬川ダムがなかったらこの地点で、80センチ水位が上がっていたそうです。」【国土交通省武雄河川事務所嘉瀬川ダム管理支所・甲斐剛所長】「結果的に大きな災害につながらずに済んでほっとしている。」また、嘉瀬川ダムでは流木などが下流の河川や有明海に流れ込まないようにくい止める役割も果たしたということです。

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