2008年4月3日(木)放送
   突発性難聴
       森川耳鼻咽喉科 森川 郁郎 院長  
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森川耳鼻咽喉科 森川郁郎 院長
突発性難聴
歌手の浜崎あゆみさんがファン向けの会員制ブログで「左耳は機能しておらず、治療のすべはないと診断された」と驚きの告白をしました。今日はその原因とされる「突発性難聴」をとりあげます。

厚生労働省の2001年の調査では、突発性難聴の推定患者は約3万5000人。
1993年比では1・5倍に増え、さらに増加傾向にあるといいます。

<森川耳鼻咽喉科 森川 郁郎 院長>
「突発性難聴とはある日突然におこる原因不明の感音難聴のことを言います。
感音性難聴というのは耳を外耳、中耳、内耳と分けると内耳性の難聴をさします。
この突発難聴はメニエル病や主にストレスが原因とされる低音障害型突発難聴などは省きます。 」

この病気の症状はどうですか?

<森川耳鼻咽喉科 森川 郁郎 院長>
「もちろん病名のように突然におこる難聴ですが、患者さんの自覚は難聴というより耳がつまったような感じ、わーんという耳鳴りのような症状のこともあります。ほとんどは片側のみに起こります。また、ときに眩暈(めまい)を伴うことがあります。」

このような症状のときはどのようにすればよいのでしょうか?

<森川耳鼻咽喉科 森川 郁郎 院長>
「 このなかには自然治癒するものもあるのですが、しばらくたてば治るのではと様子をみていると手遅れになることもあります。
とくに発病から2週間以上たったものは極端に治癒率が悪くなっているようです。
ですから、できるだけ早く専門医を受診することです。
受診されると、聴力検査を行います。この聴力検査が一番大事で、診断を確定したり、治りやすさの目安たてたりするために用いられます。 」

この病気の治療はどのようにされるのですか?

<森川耳鼻咽喉科 森川 郁郎 院長>
「おもな治療は副腎皮質ホルモンの内服や注射です。
ビタミンB12や内耳の血流改善剤、めまいがあるときは抗眩暈剤(こうめまいざい)を併用します。また、患者さんが精神的なストレスなどがあるようでしたら安定剤なども用いることがあります。 」

:治るものでしょうか?

<森川耳鼻咽喉科 森川 郁郎 院長>
「多くは治ります。確かに治らなかったり、不完全に治癒したりするものも一部にはあり、さらに高度な治療が必要なこともあるのです基本的に早期の治療でかなりの確率で治る病気です。 」

突然に難聴、耳鳴りや耳の詰まった感じが出現したら様子をみずにまず、専門医を早く受診することが大切です。

きょうお伝えした内容は、医療ナビ・教えてドクターの動画配信でもご覧いただけます。

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