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交差点や交番に名付けられた「東経130度」の意味とは?

唐津市の唐津東高校・中学校の前にある交差点「東経130度」。一体どんな意味が込められているのか、今回は「東経130度」の謎を調査します。


「東経130度」という交差点は唐津市鏡新開の唐津東高校・中学校のすぐ近くにあります。

交差点から南へ約150m歩いた所に「東経130度交番」を発見。なぜ交差点や交番に東経130度と名付けられているのか、坂本巡査にお話を伺うと「交差点の付近が東経130度だから」とのこと。東経130度線は唐津東高校・中学校を通っているそうです。
交番の本当の名前は「鏡交番」なんですが、土地の特徴を活かした名前として、2018年に「東経130度交番」という愛称が名付けられました。

ちなみに、地域の方々はほとんどの方が「鏡交番」と呼んでいるとのこと。
坂本巡査は「これからは東経130度交番として売っていきたい(笑)」と仰っていました。

続いてやってきたのは唐津東高校。本当に東経130度線が高校の敷地内に通っているんでしょうか?
坂本巡査からは「交差点と交番に東経130度と名付けたのは 唐津東高校のOB」という情報をゲット。OBの一人である山下さんにお話を伺うことができました。
山下さんによると「元々唐津城の下にあった唐津東高校が移転してきたことがすべての始まり」とのこと。
唐津東高校・中学校は2007年に移転。当時周りには田んぼが多く、OBの方々の中でなんのランドマークもなく、特徴がないという話をしていたそうです。すると、OBの1人が東経130度線が学校の敷地を通っていることを発見。2010年から東経130度をシンボルにしようという取り組みが始まりました。
取り組みの一つとして実現したのが、校内に引かれた東経130度子午線。2013年に国土地理院の測量のもと実現したものです。
線をたどっていくと「東経130度子午線碑」というモニュメントを発見。モニュメントは2013年に同窓会を中心に寄付金を集めて設置。国土地理院の指導を経て、少数点板4桁まで正確に測量しているそうです。
しかし、モニュメントも校内の入り組んだところにあり、通行する人は中々気付きにくい!
そこで地元の人に知ってもらおうと、当時名前がなかった交差点にOBたちが唐津市にお願いして「東経130度交差点」と名付けられたそうです。そして動きは広がり、鏡交番の愛称「東経130度交番」へと繋がりました。
OBの取り組みについて、唐津東高校・中学校の生徒さんに話を聞きました。
中学校の生徒さんは「地域やOBの皆さんがPRしていることを知ってすごく誇らしく思った」とのこと。
「中学3年生の時に高校のパンフレットを見て、こんなところに東経130度線が通っているんだとびっくりした。」と話すのは高校の生徒さん。さらに、オーストラリアにあるエアーズロックがほとんど東経130度線にあることを知り「この上にエアーズロックがあると思ったら、とても感慨深い気持ちになる」と話してくれました。

東経130度線はこんなところにも!

唐津市の中町商店街通りにある「牟田金銀細工所」では、唐津市をかたどった枠に東経130度線が貫くペンダントやイヤリングが販売されています。
製作したのは、1級技能士である牟田龍一さん。
地図を見ているとき、東経130度線が唐津を通っていることにふと気が付いて、2017年頃に製作を始めたそうです。

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