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1日50km走り込み 自転車競技インターハイ目指す中学生【佐賀県唐津市肥前町】

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さがすぽネクスト、今回は自転車競技です。佐賀県唐津市肥前町でたった一人で練習を始め、九州大会などで上位進出を果たすまでになった唐津市の中学生を取材しました。

【小林優太さん】「走っている時は大体、無。何も考えていないです。(練習ではとにかく)乗りまくる」自転車競技に打ち込む唐津市立肥前中学校3年生の小林優太さん。身長180センチ、体重64キロ。恵まれた体格から生み出される瞬発力が武器です。【小林優太さん】「(自転車競技は)景色が変わるのが楽しいです」

 自転車競技は一般道を走る「ロードレース」と、競技場内を走る「トラック」があります。現在小林さんが主に練習しているのは「ロードレース」です。今年7月に熊本県の「HSR九州サイクルロードレース」で34.5キロを競った、競技歴3年以内の選手によるチャレンジ部門では57人中2位の成績を収めました。

 小林さんが愛用する自転車がこちらです。最高時速が60キロになることも。【小林優太さん】「前から風が来た時に風を切るように作られていて。空気抵抗を考えてあるので、速く進めるみたいな」更に専用のシューズとペダルにも秘密が。【小林優太さん】「これはもうくっついていて。自転車は踏むだけだったら進んだりしないので、引く力の時もペダルがくっついているので、上にも上げられるんですよ」小林さんの自転車はイタリア製。発注してから納品まで、およそ9カ月かかったと言います。【母・小林富代さん】「コロナで夏休みに(アメリカへ)留学に行くのが(中止になった)。渡航のための費用を全部自転車につぎ込んだ。今頑張る子供に一生懸命応援しようかなとは思います」

 普段は地元の唐津市肥前町で一人で練習を行う小林さん。急勾配の坂道が多く、練習は過酷そのもの。週5日1日50キロ走り込みます。【小林優太さん】「試合前だったらその試合が40キロのレースだったら50キロ練習するとか少し多めに走る」小林さんが競技を始めたきっかけは、小学6年生の時にテレビで見た世界最大の自転車ロードレース大会ツール・ド・フランス。その翌年には最初の競技用自転車を購入します。

 この頃は低学年から続けていた空手との掛け持ちでした。たった一人での練習に限界を感じていた小林さんに転機が訪れます。【小林優太さん】「中学3年で自転車やってるなら龍谷高校と(練習を)やってみないかと誘いを受けて」去年10月、地元のサイクリングイベントで小林さんは県の関係者の目に止まり、龍谷高校自転車部の監督を紹介されます。それからは週末などに、自転車部の監督や部員と一緒に練習ができるようになりました。小林さんは空手を辞め、自転車競技一本に絞ります。【小林優太さん】「テクニックが増えた他の人と走ったらこの人の後ろ楽やなとかこの人のペースいいなとか分かってレースで生かせます」

 そして、去年11月、初めて出場した自転車競技の大会では…。【小林優太さん】「2周目でメイン集団からちぎれて周回遅れでダラダラ走る感じ。もう(メイン集団についていくのは)無理だなと」順位表にタイムは記載されず、悔しい思いを経験します。しかし、この悔しさによって、小林さんは一層この競技にのめり込んでいきます。【小林優太さん】「次のレースからは集団についていくと決めて。それからずっとレースに出ています」現在は月に8日ほど武雄競輪に所属するプロ選手からも指導を受けるなど、練習の環境は各段に良くなりました。

 小林さんがまず目指すのは。【小林優太さん】「今の目標の舞台はインターハイ。まずインターハイに出て、そこで結果を残せたら、次は世界と戦えるような人になりたいですね」

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