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「海洋散骨」変わる供養のかたち

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人生の終わりについて考える、いわゆる「終活」。「海洋散骨」について。従来のお墓ではなく、遺骨を海にまいて弔う、数年前から急速に増えている供養の形です。【海洋散骨をした女性】「『自分ももう長くないから死んだら海に流してね』みたいなことを言っていたので、母が望んでいたことが一つ叶えられてよかった」小型の船に積まれた花びらと白い袋。煙のように海に広がっているのは細かく砕かれた遺骨です。「海洋散骨」。いま、注目を集めている供養の形です。佐賀市に住む50代の女性。去年9月、82歳の母親をがんで亡くしました。本人が望んでいた供養は従来のお墓ではなく、「海洋散骨」でした。【海洋散骨をした女性】「嫌な印象ではなかった。本人がそれでいいというのであれば、なるだけ本人の意思に沿ってあげたいなと」1カ月後、母親の遺骨は海にまかれました。【海洋散骨を扱う花円供養堂・山口勝茂代表】「どこに行っても海はつながっているので、どこでもお参りができる、故人をしのぶことができるのが海洋葬の一つのメリット」「自然に還りたい」「子供に負担をかけたくない」、そんな思いから徐々に広まっている海洋散骨。遺族が船を貸し切る方法や業者に散骨の代行を依頼する方法など様々なプランがあり、金額は6万円から40万円程度。佐賀市の業者では、年間およそ40件の相談があり、ここ数年で急速に増えています。また、遺族には散骨場所を書いた証明書が渡され、再びその場所でお参りすることも可能です。【海洋散骨をした女性】「骨があって墓があって、そこの手を合わせるのも一つの手だと思うが、私は心の中で合わせたらそれが供養になると思うので、まいた場所に関係なく海を見たら心の中で手を合わせると思う」多様化する供養の価値観。これまで当然のように行われてきた「墓に入る」こととは違う選択を希望する人が徐々に増えています。【花円供養堂・山口勝茂代表】「供養というのは自分一人で決めるのは難しい。供養の選択肢の幅を広げてもらい、自分たちの家族にはどこが合うのか、相談の場を持つことが大切」海洋散骨を扱う業者は県内にはまだ2~3軒ほどしかないそうです。また、業者によっては遺骨を全部海にまくのではなく、一部を手元にも残して供養しやすくする方法もあるということです。いずれにしても自分や家族が納得できる供養のかたちを考えることが必要ですね。

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