佐賀県は、2020年東京オリンピック・パラリンピックにおけるオランダのホストタウンに登録され、様々な交流に取り組んでいます。
今回、文化交流の一環としてオランダからジャズミュージシャンを招き、2日間のジャズライブを開催しました。 参加いただいた皆様には、佐賀の文化的、歴史的な魅力を感じながら非日常の空間でオランダジャズのパフォーマンスをお楽しみいただきました。
また、オランダのジャズミュージシャンが龍谷中学校・高等学校を訪問し学生との交流も行いました。
| 開場／開演 | 18時30分～／19時～ |
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| 場所 | 浪漫座 （佐賀市柳町2-9 佐賀市歴史民俗館・旧古賀銀行内） |
| 出演者 | The Quartet NL. ピーター・ビーツ(ピアノ)、ベンジャミン・ハーマン(サックス) エルンスト・グレラム(ベース)、ハン・ベニンク(ドラムス) |
| 開場／開演 | 18時30分～／19時～ |
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| 場所 | 佐賀城本丸歴史館 （佐賀市城内2-18-1） |
| 出演者 | The Quartet NL. ピーター・ビーツ(ピアノ)、ベンジャミン・ハーマン(サックス) エルンスト・グレラム(ベース)、ハン・ベニンク(ドラムス) [オープニングアクト]篠笛奏者 佐藤和哉 |
九州は佐賀県唐津市の海辺に生まれる。篠笛奏者として国内外で活動。
2012年、国宝・薬師寺東塔解体式典「宝珠降臨法要」で献笛。 2013年、自身作曲の「さくら色のワルツ」が、ゆずの「雨のち晴レルヤ」のモチーフ曲として採用され、NHK朝ドラ「ごちそうさん」の主題歌となる。 同年、ゆずと共に「NHK紅白歌合戦」に出場。2014年、自身作曲「古道」が、熊野本宮大社「瑞風殿」テーマ曲に選ばれる。 また同年、作曲参加曲「雨のち晴レルヤ」がレコード大賞優秀作品賞となる。2016年、佐賀県嬉野市の歌曲を制作。
ピーター・ビーツ(ピアノ)
1971年生まれ。世界中で称賛を受ける、現代を生きる偉大なピアニストの1人。 ジャズ界の巨匠たちとの共演のほか、クラシック音楽の編曲を手がけるなど多岐にわたり活躍。 オランダのグラミー賞と呼ばれるエジソン賞(2010年、2015年)など数々の音楽賞を受賞。 2017年3月には、グラミー賞受賞歴を持つロジャー・ケラウェイとのピアノデュオを行い、6月にはフィラデルフィアとボルティモアでも公演。
ベンジャミン・ハーマン(サックス)
12歳でサックスを手に取る。10代の頃からソロ・アーティストとして名を広げ、一流アーティストの様々な作品に参加し、オランダ国内外で作曲家としてもキャリアを積む。 世界の伝統音楽から影響を受けたライブを披露し、ジャズ以外の様々な音楽ファンをも魅了しているおり、オランダで最も独創的で多作なジャズ・ミュージシャンの1人として知られている。 2017年18枚目のソロ・アルバムをレコードで発表。2017-18年には、自身で結成したニュー・クール・コレクディブのアルバムを2枚リリース予定。
エルンスト・グレラム(ベース)
1955年生まれ。ハン・ベニンク、スティーヴ・レイシー、リー・コニッツなど、数多くのアーティストと共演しており、2009年にはBoy Edgar Prizeを受賞。 作曲家や編曲家としても活躍の場を広げ、弦楽プロジェクトなどに取り組んできた。1997年には「Elbow Room」をリリース。2004年には自身のレーベル「Favorite」を設立。 現在はオランダで最も大きい音楽大学「Conservatory of Amsterdam」でコントラバスを教えている。
ハン・ベニンク(ドラムス)
1942年生まれ。世界中からリスペクトを集める巨匠ドラマー。美術面においても偉大なるアーティストとして活躍しており、 この二面性が彼のパフォーマンスを特別なものにしている。近年ではスネアドラムのみを使用したパフォーマンスを披露しており、 木管楽器を使ったプロジェクトなどを次々と行い、ジャズの領域をヨーロッパ即興音楽の方向性へと押し広げている。 ミシャ・メンゲルベルク、ウィレム・ブロイカー達に並び、ヨーロッパのフリー・ジャズを代表するきわめて重要な存在であり、自身のトリオではジャズと即興音楽についての驚くべき洞察をもたらした。 2017年6月には、親交の深かったミシャ・メンゲルベルクへの敬愛の念を詰め込んだ追悼ライヴ・アルバムを発売する。