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知っておこう!ピロリ菌検査・治療情報

現在、佐賀県はピロリ菌の検査で全国初の取り組みを行っています。そこで、今回はピロリ菌についてお教えします。
教えていただくのは、佐賀大学医学部小児科助教 垣内俊彦先生です。

ピロリ菌とは?

ピロリ菌とは、胃の中に住む細菌で胃がんの原因。人では、5歳までに感染し、長い時間をかけて中高年期に胃がんを発症させる。

ピロリ菌と胃がんの関係

  • ピロリ菌に感染すると、胃に炎症を起こす。
  • ピロリ菌による胃炎が、胃がんと関連する。
  • 胃がんの人を100人集めてくると、99%がピロリ菌に感染している。

ピロリ菌の感染ルート

  • ピロリ菌は口から感染する。
  • ピロリ菌は唾液やゲップなどにも存在することがあり、一緒に住んでいるお子さんやお孫さんに、知らず知らずのうちに感染させている可能性がある。
    ※現在ではおよそ8割が、
    家族内感染が原因とされていて、特に乳幼児期に感染しやすいと考えられる。

ピロリ菌検査

佐賀県では2016年から県内全ての中学3年生を対象に、ピロリ菌検査とピロリ菌の除菌治療、また除菌できたかどうかの検査までを無料で実施しています。
これは、都道府県単位では全国初の取り組みとなっています。

中学3年生を対象にした理由は、

  1. 若いうちに除菌すると、胃がん予防に効果的。
  2. 除菌治療は、15歳から安全に受けることができる。
  3. できるだけ多くの人に検査を受けてもらいたいので、義務教育期間中を対象にした。

検査方法をお教えします。
①学校の健康診断で採取した尿で「尿中ピロリ菌抗体検査」を行う。
※検査には、保護者の同意が必要(追加負担なし)
②陽性者は二次検査で「便中抗原検査」を行う。尿・便ともに陽性の場合は除菌治療を行う。
※除菌治療は、胃酸の分泌を抑える薬と2種類の抗生物質・整腸剤を7日間×朝晩2回の計14回服用します。

佐賀大学医学部付属病院 未来へ向けた胃がん対策推進事業センター
電話番号:0952-34-3003(平日9:00~20:00)

佐賀県 健康福祉部 健康増進課 がん撲滅特別対策室
電話番号:0952-25-7491(平日8:00~17:15)

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