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不思議ないわれも…佐賀市の橋と難読地名の由来

ふだん、何気なく渡っている「橋」には実は深い意味があって名づけられたものもあります。不思議な橋の名前や難読地名の由来を調べました。

材木橋そばの小路や橋いろいろ

まずは佐賀市の「材木(ざいもく)橋」を出発。家造りが盛んだった?材木を運搬していた?などと仮定を立てながら南へと進みます。
馬責馬場(うませんばば)枳小路(げすこうじ)、中の橋のそばにある中の橋小路など、さまざまな小路を発見。そこから名づけた洋菓子店「マウンテン枳小路」もありました。

これらを合わせて、片田江七小路(かたたえななこうじ)と呼ばれています。

  • 馬責馬場(うませんばば)
  • 通(とおり)小路
  • 椎(しい)小路
  • 花房(はなふさ)小路
  • 中の橋(なかのはし)小路
  • 枳(げす)小路
  • 会所(かいしょ)小路
由来もさまざま。枳小路は、植物の「カラタチ」から、会所小路は人の集まる「会所」から名付けられたようです。
中の橋の南には「じろりばし」と呼ばれる「横目橋」も。由来は、地元の方のお話によると、この裏十間川を隔てて西側は武士が住んでいた町、東側が町人が住んでいた町とのこと。町人と武士が横目で見て橋を渡っていたから、あるいは、この地にあった遊郭に行こうかどうしようかと迷っていたから、などの説があるそうです。合わせて材木橋の由来も伺いました。この川は蓮池からつながり、もともとは有明海付近で材木など荷物を積み込み、ここまで運んでいたことが分かりました。

佐賀市中の館町の「蒟蒻橋」

次は佐賀市中の館町へ。ここには「蒟蒻(こんにゃく)橋」という変わった名前の橋があります。
近くの光円寺でお話を伺うと、この橋を通った人の顔にこんにゃくを向けていたずらをしたという言い伝えがあるとか…。
すぐそばの赤松公民館所蔵の郷土誌には、「通る人の頬にこんにゃくがぺたっとひっつき、人々をふるえあがらせていた」の記述がありました。

佐賀市本庄町の「法無乱橋」

さらに佐賀市本庄町、「法無乱橋」へ。なんと、「ほおむらんばし」と呼ばれているそうです。
日本料理店なかしまの女将さんによると、昔は佐賀球場があり、プロ野球も来ていたそうです。橋の名前もそのことに関係しているのではというのでは、というお話。さらに野球に詳しい、お向かいの英龍軒のご主人を紹介してくださいました。

英龍軒のご主人に、当時の市長が佐賀球場に送った言葉の写しを見せていただきました。

「法無くんば乱れる」つまり「規則正しくルールを守りながら努力するように」というメッセージだったようです。球場が取り壊される際にこの橋の名前として残されました。


変わった橋の名前やその由来には、さまざまなものがあることが分かりました。

調査結果

  • 材木橋…材木の荷揚げなどが行われていた
  • 横目橋…武士と町人がじろりと横目で見ていた、あるいは遊郭に行こうか横目で見ていた
  • 蒟蒻橋…人の顔に蒟蒻がつく逸話があった
  • 法無乱橋…佐賀球場にあやかった市長の言葉から

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