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「夏の甲子園」の中止 高校球児たちは今

新型コロナウイルスの影響により中止と発表された「夏の甲子園」。中止の発表を受けた高校球児たちは今、どうしているのか。そこで今回、高校球児たちに話を聞きに行きました。

佐賀商業高校野球部

話を伺ったのは、佐賀商業高校の野球部です。
1994年、佐賀に深紅の大優勝旗をもたらしたことでも有名な強豪校です。

高校球児たちは今…。

早速練習を見学しに行ったところ、そこには元気な声を出しながら練習に励む高校球児たちの姿がありました。練習に励む39人の部員たち、その中には3年生14人の姿もありました。

高校球児たちの本音

選手たちに「夏の甲子園」が中止と聞いた時、どう感じたのか聞いてみました。
最初は、三人とも、どういう風に練習と向き合えばいいのか分からなかったそうです。進むべき目標を失ってしまい、何の為の練習かわからなかったと3人の選手たちは話してくれました。
そして、原翔哉さんは「言葉にならなかったです。夏こそは絶対取りにいきたいという気持ちはあったんで、悔しかったです。」とその時の心情を語ってくれました。

甲子園とは…?

高校球児にとって甲子園とは何か、キャプテンの山下祐弥さんに聞きました。
「特別なところ。野球している人にとっての大舞台だと思います。」と話す山下さん。
「自分たちは毎年あるものだと思って練習を重ねてきたので、それが突然なくなるのは信じられなかったです。」とやりきれない思いを語ってくれました。

エースでピッチャーの野田匠さんは、「小さい頃からテレビでもずっと見てきて、実際に見に行ったこともある場所で、その場所に立ちたいなと思っていた」と話してくれました。
MAX140キロを超える直球を持つ野田さん。自分より凄いといわれる投手たちと、甲子園の舞台で投げ合いたかったそうです。

指導する側は…。

森田剛史監督に話を伺いました。
「何言っていいかわからない。初めてのことで、どういう言葉をかけていいのか。果たして"残念"という言葉で片づけていいのか、いろいろ悩みました。」と、当時の事を話す森田さん。
「腐ってもいいと思うんですよ。まだ若いし、自暴自棄になってもいいと思うんですけど、それを彼らは我慢してやってくれている。凄いなと、こちらが胸を打たれました。」と仰っていました。

佐賀県独自のスポーツ大会が決定!

そんな高校球児たちに救いの手が差し伸べられたのは、夏の甲子園中止の発表から、5日後の事でした。
佐賀県独自の高校スポーツ大会 SSP杯の開催が決定したのです。

SSP杯の開催が発表され、森田監督が「歴史に残る大会だから全員で取りに行こう」と話されたとき、チームの想いが再び一つになったそうです。
「甲子園という目標はなくなったが、高校野球という目的はまだ果たしていない。」と語る森田監督。
最後に、キャプテンの山下さんが「3年生は最後の大会になるので、どこのチームも競争しあって全力プレーで戦いたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。

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