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漆塗り職人 近松敏夫さん

漆塗り職人・近松敏夫さんをご紹介します。


祖父の代から続く、八女市の伝統工芸品「八女福島仏壇」を作っている近松さん。『唐津くんち』の曳山の塗り替えを手掛けた事もある、この道40年のベテランです。
5年前からアクセサリーも制作されており、近松さんの作る漆のアクセサリーは宝石のようにツヤがあり、しっとりとした肌触りと木の軽い付け心地が良いと評判です。

漆塗りでいちばん大事なのは下地作り。全部で30ある工程のなかで、多くの時間を下地作りに費やします。下地がきちんとしていなければ、どれだけ漆を塗っても、綺麗に見えないそうです。

和紙を貼った木材に、漆を塗り重ねて補強します。

紙やすりで削り、木目の凹凸を滑らかにしていきます。

最後の工程「色付け」は密閉した部屋で行います。理由は、ホコリを避けるためです。

漆塗りはホコリを嫌います。ホコリが入ると、塗った表面にホコリの跡ができてしまいます。色付けは一番難しい作業だそうです。

キレイに色付した漆をさらに紙やすりで削る近松さん。表面を削って、下地の色を出し、あえて変化をつける事でアクセサリーに個性を出します。

「仏壇の場合はムラなくきれいに仕上げるのが基本ですけど、アクセサリーの場合はムラなくきれいに練り上げても面白みがないので、ムラが味というかデザインみたいな感じですね」と、ご自分の作品のこだわりについて語る近松さん。

「アクセサリーを買ってくれたお客さんに仏壇にも興味を持ってもらいたいし、皆さんに広めて間口を広めていきたいです」と仰られました。


漆工房 岩弥
住所:福岡県八女市高塚253-1
営業時間:10:00~18:00 不定休
電話番号:0943-22-5800

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