プロマジシャン チャイニー古賀さん

佐賀・福岡を中心にマジックショーや、変面ショーを行うプロマジシャン。サガテレビ春フェスのステージでも披露されていました。また、2022年7月からは「一般社団法人 九州パフォーマンス協会」を設立し、主に九州で活動しているパフォーマーやアーティストを集め、障がい者施設や保育園・幼稚園向けに無料でプロのパフォーマンスを提供する活動もされています。チャイニーさんの活動などは、ＳＮＳで発信中ですので、ぜひチェックしてみてください！

お家で誰でもできる「予言のペットボトル」

お家にあるものを使ったマジックをご紹介します。
「予言のペットボトル」というマジックで、4種類の色の中から１つ選んだものをペットボトルが当てるというマジックなんです。

チャイニー古賀さんのマジックを受けて、出演者が選んだ色は赤！
置いてあった透明な水のペットボトルを振ってみると…？
まるでペットボトルが前から予言していたかのように、4本の絵具から選んだ赤色になりました！

すごいマジックですよね！誰でもできるのでやってみましょう♪

準備するもの

• 水の入ったペットボトル（フタは透けない白がおすすめ）
• 絵の具（4種類）※絵の具は100円ショップでも手に入ります。

手順1

まずは、ペットボトルのフタに絵の具を仕込んでいきます。
今回仕組む色は"青"
絵の具はマジックをする直前で仕込んでくださいね！はやく仕込みすぎると、絵の具が渇いて水に溶けなくなるので注意！

事前に絵の具を仕込んで行きますが…この色を選ばなかったらどうするのか疑問ですよね？そこがこのマジックの大事なポイントなんです♪

手順2

実はこの仕掛けた色を選ばせる方法があるんです！

"４つの絵の具を二組に分け、どちらかを選ばせる"のがポイント。

相手には「右、左、どっちがいいですか？」と聞きましょう。

ポイント

相手には“どちらがいいですか？”とアバウトに聞くこと！

「どっちを残しますか？」と言ってしまうと、相手が違う色を選んだ場合でも残さないといけなくなります。
明確に聞かないようにしてください。

これを“マジシャンズチョイス”といい、相手が自分で選んだと思わせて、実はマジシャンが選ばせたいものを選ばせているテクニックです。マジックの基本でもあるんです。

もし、相手が赤と緑の2つのセットを選んだら「じゃあ、こっち（赤と緑）は捨てましょう。こっち（青と黄色）は残しましょう」

反対に、相手が青と黄色のセットを選んだら「じゃあ、こっち（青と黄色）は残しましょう。こっち（赤と緑）は捨てましょう」

と、相手がどっちを選んでも選ばせたい色を残すことにすれば良いんです！

手順3

続いて、残った２つから1つにしぼる方法。ポイントは“手をかざして決める”こと！

相手には「両手を出して手をかざしてください。どちらか右左、思いっきり手を挙げてください」といいましょう。

ポイント 

• 相手が選んだと思わせることがポイント！
• 手順2の選ばせ方と方法を変える

手順2と同じように「どっちがいいですか？」と聞いてしまうと、取捨を手順2と合わせなければいけないので、「青」を選ばせるように誘導することができません。
なので、選ばせ方を手順2と変えて、手をかざしてどちらかを選んでもらいます。
「黄色」を選ばれたら「これ（黄色）いらないから、こっち（黄色）捨てる」、「青色」を選ばれたら「こっち（残った青）がいいのね！じゃあ、こっち（黄色）捨てる」とすれば、「青色」を選ばせることができます。

最後に選んだ色が残ったら「実は決められたこの色、ペットボトルが最初から予言していたんです！」とペットボトルをかっこよく振ると、選んだ色に変わってマジック成功！

皆さんも今回教えてもらったマジックを練習して、お家で披露してみてくださいね！