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2022.10.07

体をほぐすことが腰痛改善に?「日常生活の中でおこる 腰の痛み」

今回のテーマは「日常生活の中でおこる 腰の痛み」
百武整形外科の西古先生に話をきいたところ、"85~90%の人が腰痛を経験している"そうです。
腰痛には様々な原因があります。
腰の骨や、椎間板(画像オレンジ色部分)や、神経(画像黄色部分)など全体をチェックし、構造上傷んでいるところがあるかどうを確認することが大切です。
腰痛に関わってくるもの
  • 長時間同じ姿勢をとる
  • 筋力の低下
  • 日常の姿勢不良
同じ姿勢をとることでどうして痛みが?

筋肉が凝り固まる
  ⇩
血流が悪くなる
  ⇩
炎症がおこる

全身繋がっているので、体をほどすことが腰痛の改善にもつながる。
姿勢の良し悪しがどうして影響?

脊椎、背骨はS字上にしなやかに曲がっているので、動きが悪くなってしまうと1か所にストレスが溜まってしまい痛みの原因になります。

1か所だけ動かすのではなく、全身が動くことが大切なので、骨盤や脊椎が動くように日頃の筋肉のトレーニングとストレッチが大切です。

簡単にできるストレッチ

まずは座った状態での姿勢のチェック

骨盤の傾きから、肩の位置と耳の位置がどこに入っているかを見ます。

・骨盤が若干後ろに倒れている
・肩と耳の位置が中心より若干前に出ている
という印象だそうです。

ちょっと気を緩めると、このように猫背になってしまいます。
しかし、この体勢で長時間過ごすと骨と骨の間でクッションの役割を果たしている"椎間板"に過負荷がかかってしまうそうです。

一番楽だと思っていたこの姿勢は腰には良くなく、筋肉も引き延ばされた状態が続くので、いわゆる腰痛症を引き起こしやすい体勢です。

骨盤につく筋肉の柔軟性を高めることで
骨盤を自由にコントロールできるようにすることで疲れにくくなってくるそうです。

腰痛の改善に繋がるストレッチ

大腿直筋という筋肉が骨盤についてきます。

大腿直筋が硬いと骨盤が特定の方向に引っ張られたり、自由なコントロールが効きにくくなります。
  • 膝を曲げる
  • 後ろに手をつく
  • イタ気持ちいいと感じるところで手を着く位置を調整する
  • 曲げている方の膝が床につくような体の角度に調整する

太ももの前面に突っ張っている感じがあると、大腿直筋が伸びている状態です。
これを両膝とも行っていきます。
"1回30秒程度を 1日に3セット"行うと良いそうです。


  • 足の裏を逆足の太ももの内側につけるよう曲げる
  • つま先の方に手を伸ばす

骨盤の後ろにつく筋肉が硬いと骨盤の動きを制限したり一方向に偏ることがある。
このストレッチで先ほどのストレッチとは逆の太ももの裏が伸びます。

ストレッチは、反動をつけてするイメージもありますが、「じわ~っ」と伸ばすのが効果的だそうです。
【2022年10月5日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
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