テーマは「花粉症はのどに影響 そして…」

「花粉症放っておくと大変なことになりますよ」シリーズの第2回目です。

前回はコチラ
花粉症で難聴!? 花粉症を放っておくと大変なことに…

前回に引き続き、みぞかみ耳鼻咽喉科の溝上院長にお話を伺いました。

花粉の影響で"上あごがかゆくなる"ことはありませんか？

もし痒くなっていたら、画像の赤い場所に炎症が起こっているということです。
朝起きて声が出にくくなっている場合は、夜寝ている時に鼻呼吸ができない状態が続いていると思われます。

口からも呼吸するので、口にも花粉は付き、アレルギー反応が起こる可能性があります。
それと、鼻が詰まってしまい鼻呼吸ができない人は、口呼吸が増えるので余計に口に花粉がつく可能性があります。

口呼吸をすると、口が乾燥します。そのような理由で喉がやられ、悪影響を及ぼします。

(そもそも…)鼻はどういう役割をしているの？

簡単にいうと、鼻はフィルターの役割をしています。

"鼻毛"はゴミや花粉を吸着する役割があります。
また、鼻の中は鼻水があり、そこで花粉などを吸着して、加温・加湿という重要な役割をしています。

花粉症がある人は鼻づまりが主な症状です。鼻がつまることによって口呼吸になり、"鼻のフィルターがない"状態です。

口呼吸がのどに招くリスク

• 花粉がつきやすい
• 乾燥する
• ウイルスなども直接付着

鼻が詰まって睡眠の質が低下？

鼻がつまることによって睡眠の時間はとれていても、睡眠の質が下がり、昼間の眠気に影響することがよくあるそうです。

いびきにも影響がある？

普通寝る時は鼻呼吸なので、いびきは少ないかもしれませんが、
口呼吸だと"いびきをかきやすく"なります。

【いびきが起こるしくみ】

寝ているときにベロが重力で下がる → 花粉症で鼻づまり → 口呼吸 → 舌の根がのどをふさぐ → のどが振動する → いびき

花粉症のヘルシーヒント

• 感染症の発展に注意
• 睡眠の質を落とすこともある
• 花粉症と認めちゃった方が楽