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こだわりのアイデア家具を作る神埼市の老舗家具メーカー「東馬」
株式会社東馬
神埼市にある東馬
創業100年を超える家具メーカーです。
年間出荷数はなんと15万本！
家具の企画・製造・小売店への販売を一貫して行っています。
この茶色の建物は、よくカフェと間違えられるそうですが、家具のショールームとなっています。
オシャレなショールーム。テーマはシンプリーエレガント
一見普通のテーブルに見えますが、天板を持ち上げると…？
デスクに！ワーク用と普段使いができる機能的な家具です。
家具はアイディア勝負！
家具はシンプルなデザインなので他社と差別化するのは難しいのですが、こういったアイディアを自社のデザイナーが考えて製品化することで沢山の人に求められるというのを目指しています。
そんな東馬が得意とするのが棚やテレビ台などの「箱物」！
その「箱物」のアイデア家具がこちら！
一見、普通の大きな食器棚に見えますが…
こちらは全部で6個の商品で組み立てられた食器棚となっています。
用途に合わせてカスタマイズできる家具
大きさは全て同じなので、自分の生活に合わせて色々な組み合わせができます！
「家具」は実際どのように作られるのか
東馬では、主に「パーツ加工」と「組み立て」という大きく2つに分けた工程があります。
パーティクルボード
主に使うものが「パーティクルボード」という木のチップを細かくしたものを板状にしたものや、他にもさらに細かいチップを固めた板や
木目の模様を貼った板などを使い分けて加工していきます。
板をカット
こちらでは、先ほど紹介した板を決められた大きさにカットしていきます。
最大2mの高さの板に対応。1枚2.5mmの板を大きなカッターを使い、一度に10枚カットでき一気に切っていきます。
芯材をカット
天板などを作るために必要な芯材をカットしています。
芯材はパーツを強化し、穴をあける部分に取り付けています。
板と芯材を組み合わせる
続いて、カットした板と芯材を組み合わせる作業
ローラーで木工用ボンドを板に塗り、手作業で芯材を組み合わせます！
ちょっと変わった構造のパーツを見せていただきました。
こちらは、天板の強化の為に使うもので、芯材の一種「ハニカム構造」という蜂の巣に似せた高強度の構造となっています。
このハニカム構造の芯材が入っていないと、へこんでしまいます。
そこに芯材を入れることで、強度が全く違います！
テレビなど大きなものを載せても大丈夫な構造になるようにしています。
ハニカム構造の芯材で強度アップ！
こちらは天板と芯材の貼り合せが終わったパーツ。
よく見ると段差が！
段差を削る
組み立て作業に影響が出るため、きれいに削ります。
縁貼り
お次は「縁貼り（ふちばり）」作業。板の側面にシートを貼ります。
縁貼り前
縁貼り後
穴あけ作業
組み立て工程で必要な「木ダボ」を差し込む穴を開けていきます。
木ダボ
木材同士を接合するための小さな木の棒。
穴をあけた箇所に差し込んではめると、すごい強度になるんです！
組み立て工程へ
金具（レールなど）の取り付け
全て手作業で取り付けられています。
ひとりで1日640枚ほどの部品に金具を取り付けています。
パーツ同士を組み合わせる
組み立てはほとんど手作業！
先ほどの木ダボに白ボンドを付けて強度アップ！その木ダボが刺さっているところなどをどんどんハンマーで組み立てていきます。
木ダボだけの場合、グラグラしてしまうため、裏打ちという作業でしっかり固定していきます。
裏打ちでは、ホッチキスの芯に似たものを素早く打ち込んでいきます。
そうすることにより、全く動かなくなります。
抽出機で引き出しの角を直角にする
「引き出し」などをつくるときに特に重要な作業なんだそうです。
機械にはめて角を直角に固定した状態で裏打ちしていきます。
引き出しのレールには、ストッパーがついています。
引き出しを差し込んでいくと、最終的にストッパーにかかるようになっており、自然に出てこないような仕組みとなっています。
しかし、角が直角ではない場合、引き出しを閉めても、片方のレールのストッパーがうまく効かず、引き出しが勝手に出てきてしまいます。
こうして組み立てられた家具は丁寧に拭き上げられ、梱包・出荷されます。
家具はアイデア勝負という東馬。
ここでもうひとつアイデア家具をご紹介します！
一見普通のテーブルに見えますが、こちらも簡単に高さを変えることができるんです！
ただ、すごいところはこれだけではありません！
丸テーブルに早変わり！
生活のスタイルや用途に合わせていろんな使い方ができますね！
東馬の家具は一般の方も東馬のECサイトから購入できるそうです。
家具の購入は「東馬ラボショップ」で検索！
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