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ピックアップ 2019/10/28 (月)

日本一奪還へ!「歩く」高校生アスリート

2019年10月に行われた世界大会で日本人選手が金メダルを獲得し、2020年の東京オリンピックでもメダルが期待される「競歩」。今注目の競技に3年間取り組み、日本一になった佐賀の高校生・宮原さんをご紹介します。

鳥栖工業高校の宮原空哉さん18歳。
今年の県高校総体では5000メートル競歩で県の高校記録を塗り替え優勝。さらに、全国高校総体でも1位に輝きました。

「ゴールするだけでも難しいと言われている競技でベストタイムが出るというのはうれしい」と話す宮原さん。
ベストタイムは20分26秒76。自転車並みのスピードで歩きます。

取材をしたのは茨城国体の4日前。
宮原さんのタイムは「順調によくなっている」との事。

「競歩」は陸上の中で唯一の判定競技。

どちらかの足が必ず地面に接していること、さらに、かかとが地面についてから足が地面と垂直になるまで膝を曲げないこと、競技中はこの2つが求められ、世界大会でも1割の選手は完走できないといいます。

競歩を始めたきっかけ

長距離を専門に駅伝部へ入部。しかし、なかなか活躍できないまま高校1年生の夏を迎えました。

「競歩合宿に高校1年生の時初めて参加してからずっと競歩をしている」という宮原さん。
大舞台を経験し3年間全国でしっかり戦いたいならと監督に勧められ、競歩を始めたそうです。
しかし、「競歩」へ転身しつらい時期も…。

「走りと違う筋肉を使うから疲れるところも違うし、何してもうまくいかないので走りと違うなと思っていた。」と話してくれました。

常に大会を意識した速さで練習する宮原さん。1時間半歩きっぱなしの日もあるといいます。

練習を積み重ね乗り越えた先にあったのは「歩形」の美しさ。速く歩いても乱れることがなく失格になりづらいのが彼の最大の武器です。

全国高校総体との2冠を目指した茨城国体当日。宮原さんは少年男子5000メートル競歩に出場しました。
結果は惜しくも5位入賞。悔しい結果に終わりました。

今後の目標は?

「茨城国体で優勝した人に自己ベストを抜かれ、今期の全国ランキングが2位に下がってしまったので、もう一度1位を取り戻すこと、2月にある日本選手権でもう一度日本一を奪還したい」と悔しさをバネに競歩への思いをさらに強くした宮原さん。

「歩く」高校生アスリートに今後も目が離せません!

「かちかちpress」内コーナー「さがすぽ」10月15日放送分

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