1. トップ
  2. ピックアップ
  3. 国スポ優勝を目指す 女性スナイパー

ピックアップ

ピックアップ 2020/04/07 (火)

国スポ優勝を目指す 女性スナイパー

2023年の佐賀国体で優勝を目指す女性スナイパーを紹介します。

10メートル先にある的の中心、わずか0.5ミリに狙いを定める瞬間。
井浦一希選手:「一番緊張する瞬間は引き金を引く瞬間です。10点を捉えたらそこで引き金を引く」

鳥栖市在住でリハビリ関係の仕事をしている井浦一希さん19歳。

射撃をしていた姉の影響で中学生の時に競技をはじめると瞬く間に頭角を現し、去年の茨城国体ではエアライフル成年女子4位という成績を収めました。

井浦一希選手:「射撃の魅力は10点を撃った時の快感射抜いた時の快感が楽しい」

井浦さんが使う銃の重さは約5kg。10m先の的を目掛けて60発を撃ちその合計得点を競います。

的の大きさは4.5センチ。中心にある0.5ミリのマークに命中すれば10点ですが中心に近づけば0.1点ずつ点数が高くなり最高得点は10.9 。

井浦一希選手:「小数点での戦いなので0.1ミリのずれが試合の結果に繋がります」

佐賀県ライフル射撃協会 姉川新ヘッドコーチ:「井浦は非常に引き金の引き方が上手くて撃った時の動きが小さいです」

一体どれくらい難しいのか、ビームライフルで体験しました。
結果はなんと0点。引き金を引く時の揺れと力が入ったことによる筋肉の震えが原因で的にも当たりませんでした。

ちなみに井浦選手のこの日の平均得点は、10.3!

去年の国体でもこの高得点を出していますが…
井浦一希選手:「3位の人とは0.1点差だったので3位以上に上がれたという悔しさはあった」

0.1ミリを競う過酷な世界。高校時代はプレッシャーに勝てずなかなか成績を残せない時期もありました。それ以来、欠かさず行うのが精神を整えるための瞑想です。

井浦一希選手:「射撃はメンタルのスポーツなので試合中に集中力が切れたり射撃と関係ないことを考えたりすると10点から外してしまう」
そして、井浦選手のもう一つの強さの秘密、それがこのトレーニングです。

井浦一希選手:「親指を左右へ移行にして頭は動かさずに視線だけ左右の指を見る動き。目の筋力が鍛えられます」

長時間狙いを定め続けたあとは目がぼやけてしまうことも。
そうならないために井浦さんはこのトレーニングを高校生のときから1日5分続けています。

トップ選手は、10点を撃つのは当たり前。
今後の課題は、どれだけ10.9に近い点数を撃ち続けられるか。射撃と向き合う日々が続きます。

そして、その先に目指すものは…
井浦一希選手:「2023年の佐賀県の国民スポーツ大会で優勝することです」

こちらもおすすめ