番組情報
番組情報 2020/11/12 (木)
「波田陽区のさがんまち珍道中」古地図で佐賀城下町めぐり
「バショー」職人との出会い
“ギター侍”波田陽区さんが「琵琶法師」となって佐賀の魅力を唄い伝える『波田陽区のさがんまち珍道中』。
富士町古湯で浮立の頭飾り「バショー」をつくっている職人、鳥谷さんと出会った波田陽区さん一行。
さて今回の旅は・・・
浮立の鉦打ち頭被り「バショー」。芭蕉の葉と実を模したもので鳥谷さんの手作り。
貴重なバショーを波田陽区さんがかぶってみると・・・
サイズが小さくて脱ぐのが大変!
実は、鉦打ちの若者の頭に合わせてつくられているとのこと。
伝統を継承する苦労
最近は作り手が不足していて、2年に1回しか制作できないのが現状。
作り方の伝承に苦労しているそうです。
富士町古湯の旅を終えた波田陽区さん。
旅の節目に歌づくりに挑みますが・・・
さて、このあとの旅は?
佐賀城下町の旅へ
波田陽区さんと琵琶奏者の北原師匠は佐賀市へ。佐賀城下町の歴史をめぐる旅のスタートです。
情報収集のため訪れたのは鍋島家伝来の美術工芸品や歴史資料を展示している「徴古館」。第12代藩主の鍋島直映がつくった佐賀県で初めての博物館です。
徴古館の学芸員、富田さんが貴重な資料を見せてくれました。
「古地図」で城下町の歴史めぐる旅
それは、1740年頃に書かれた佐賀城下町の地図です。
現在、サガテレビが建っているところは、かつて鍋島藩の武器庫があった場所だそうです。
富田さんによると、当時の城下町の水路や道路がいまでも数多く残っているとのこと。
波田陽区さん一行は、富田さんの案内で城下町の歴史ロマンを探索する旅に出かけることになりました。
佐賀城下町 西の入り口からスタート
富田さんがまず案内してくれたのは佐賀市末広。
佐賀城下町、西の入り口です。
佐賀城下町の歴史をめぐる探索スタート。
最初に見つけたのが鳥居。これは約400年前、初代藩主の鍋島勝茂の時代に建てられた由緒ある鳥居です。藩主の名前が刻まれているのがわかります。
古地図を見ながらの旅は初体験!波田陽区さんのテンションも上がってきました。
さて、この場所を古地図と照らし合わせると・・・実は波田陽区さん一行が先ほど歩いてきた道はかつて川でした。明治以降、輸送手段が鉄道など陸上中心になり、また人口も増えたことから、水路の一部は埋め立てられ宅地化されたそうです。
そして、この場所にはかつて港がありました。自然の働きをうまく利用し、幅広い川とともに町があったのです。
次回も佐賀城下町の旅・続編
次回は更に東へ進みながら佐賀城下町の歴史ロマンにふれる旅の続き。
どんな旅になるのかご期待ください‼
☆「波田陽区のさがんまち珍道中」はサガプラスで見逃し配信中。
☆波田陽区さんが琵琶法師をめざすステップアップの様子は「波田陽区のYouTubeチャンネル」で配信中!!
https://www.youtube.com/watch?v=dfUcmpcKivc