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ピックアップ

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2022.11.20

機械で人と仕事の調和を目指す「株式会社大神」

佐賀市東与賀町にある1976年創業の産業機械メーカー 株式会社大神(だいしん)にお邪魔しました。

産業機械と言ってもいろいろありますが、こちらではどんなものをつくっているのかというと…?

人の負担を減らす省力機械を製造

自動化などによって人が行うキツイ仕事を助ける機械をつくっています。

例えば、この「収穫電動台車」
中腰姿勢で収穫作業を行うアスパラ農家さんの負担を減らすためにつくられました。

そしてこちらは「高速充填機」

筒状のものに液体を自動で注入する機械です。

大神はオーダーメイドの機械メーカー

設計・製造・据え付け・メンテナンスまで一貫して行っています。

創業以来300種類以上の機械を製造!
主に食品メーカー、製菓メーカーの機械を製造することが多いんだとか。

では、機械がどのようにつくられているのか見ていきましょう!

超音波カット装置

万能ミキサー

PPバンドテープカッター

設計

積み上げられた段ボールをロボットで取り出す部分の設計をしています。

作業スピードといった性能の他に、機械に挟まれてケガをすることが無いように安全面・食品機械だったら掃除がしやすいよう清潔さなどに気を付けて設計しています。

3K(きつい・汚い・危険)といわれる業務を機械化して欲しいといった依頼が多いんだそうです。

お客様のお困りごとに寄り添って解消していくような設計をされているんです。

機械加工場

つづいては機械加工場へ

機械を使って、部品を設計図の寸法に合わせて加工します。

機械にはプログラムがされているので、スタートボタンを押すだけで部品を加工することができるんです。

スタートボタンを押すと、自動でドリルが動き、部品に穴をあけていきます。
ちなみに白い液体は摩擦熱を防ぐもの。

簡単な部品だと5分~10分ほどで加工が終わるんですよ!

溶接

今行っているのは、部品と部品をつなぎ合わせる作業です。
この長い棒のようなものは操作パネルを置くための台。
重たいものが上に載るため、しっかりくっつけないといけません。

鉄などの錆びる素材を塗装

次の工程は「塗装」へ

ちなみに塗装をされているのは、大神唯一の塗装職人(この道14年) 武富さんのみなんだそう。

緻密に綺麗に塗装されていますが、コツは「集中力と続けること」なんだそうです。

これが長年の技ですね!

こうして加工・溶接・塗装された部品は組み立てへ

組み立て

チャーハン炒め機

大神さんが、是非見てもらいたい!というのが大きな鍋の「チャーハン炒め機」

組み立てている途中のモノですが、これに具材をかき混ぜるための羽がつき、具材などがどんどん投入されてこの鍋でチャーハンができます。鍋はずっと回り続けていて、具材が焦げ付かないよう、職人の動きを機械で再現するために回転しているんです。

この鍋ひとつ分で約50人前のチャーハンができるんだそう!

この機械は15年ほど前から製造しており、今まで改良を積み重ねてきたそうです。

どんな風に変わったのかは企業秘密だそうですが、より美味しくするために改良されているんです。

1度完成したらそこで終わりということではなく、お客様の声を聞いて、より良い機械にするために日々励まれているそうです。

製造部 平田さんは「株式会社大神は、人と仕事の調和を満たすを企業理念を元に人がやったらキツイ作業であったり、そういったものがないように機械を使ってそういう調和をしていけたらと思っております」と仰っていました。

【2022年11月17日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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