上峰町にある「えびフライ専門店 EBI研究所」。

全国でも珍しいえびフライ専門店です。
えびの商品を中心に販売しています。

商品の中でも人気なのは尻尾までおいしくいただける"神えびフライ"
毎日工場で約2000本作られています。

"なぜえびフライの専門店を作ったのか"。専務の江口さんにお話を伺いました。

もともと実家が鮮魚店をしていたそうです。しかし専務と専務の旦那さん共に"魚嫌い"だそうです。しかしえびフライは凄く好きで、独立して何かをしたいと思った際に、えびフライ専門店を作ったそうです。

神えびフライの製造現場に潜入！

最初は凍っている状態です。

インドネシア産の厳選したSランクのえびのみを使用しています。

解凍・洗浄

上峰町の井戸水を使い、3時間かけて解凍・洗浄をしています。

下処理

1番重要な作業で、職人さんによって作業が行われています。

背ワタ

えびで絶対取った方がいい部位です。
えびの背側にある黒い筋 腸管のことです。
ジャリッとした食感やにおいがあります。

しっぽの先に穴があり、そこに竹串を通して、"背ワタが全部取れているか"確認しています。

次に、包丁でなでるようにしっぽの水を出します。
しっぽの水分を抜くことで、しっぽまでおいしく食べられます。

こちらが、水分を抜いた後のえびです。殻のギリギリのところまで水分が抜かれています。

下味

パン粉漬け

「えびフライ専門店 EBI研究所」では、【衣 20%】【えび 80%】の割合を目標にしてエビフライを作っています。
衣が剝がれそうなほど薄くしています。

薄くても衣をちゃんとつけるために「急速冷凍」をしています。
えびの中の水分もぎゅっと閉じ込められるので"えびのうま味成分"も閉じ込めることができるそうです。

えびフライのおいしい揚げ方

• 油に入れた後1分間放置します。
  理由はさわりすぎると"衣がとれてしまう"からです。
• 1分間放置したあとは2～3分ほど空気に触れさせます。

揚げたてを食べさせていただきました

弾力がすごく、えびの筋力が伝わります。
そしてえびの味も濃厚です！
下味がついているので、そのままでもおいしくいただけますし、タルタルソースでもおいしくいただけます。

えびフライは、お年寄りからお子さんまで大好きなメニューなので、たくさんの人に知っていただいて、ゆくゆくは海外進出を目標にしているそうです。