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2024.04.05

海外からの観光客も訪れる 創業90年の酒蔵 鹿島市「幸姫酒造」

鹿島市にある創業90年の酒蔵「幸姫酒造」
幸姫酒造

フレッシュで爽やかな味を追求
海外の観光客も多く訪れる

いろんなお酒たちが並んでいます。

5代目の社長兼杜氏の峰松宏文さん

近年は海外からのお客さんも増えてきているという幸姫酒造。
日本酒はもちろん、梅酒・甘酒など主力商品は10種類!
中でも人気商品は?
純米大吟醸 幸姫 6,800円
純米大吟醸「幸姫」

佐賀県産山田錦を100%使用
フルーティーで爽やかな甘みが特徴

幸姫 甘酒 765円

呑む点滴ともいわれる、美容や健康にも良いと人気の甘酒

お店のお手伝いをさせていただました!

出麹

麹菌が繁殖した麹を麹室から出す、酒造りの重要な工程

麹室の中に入ると、温かいです。
麴菌が繁殖するために最適な43℃をキープしているそうです。

米にコウジカビなどの菌を繁殖させ、発酵させたもの

➀運びやすいように固まりをほぐす!

上から、ばらけさせていきます。
固まっていると温度上昇につながってしまうそうです。

触ってみると、お米よりパラパラ&しっとり
手がしっとりになります。
➁ほぐした麹を運び出す
麹をこぼすのは絶対NG!
​運び出す時もとても重いため、慎重に運び渡していきます。
今回、麹室から運び出した麹は一升瓶で約900本分のお酒になるんだとか!
失敗の許されない重要な仕事です。
何度か往復してミッション完了!
酒造りを行う冬には毎日、夜中までされているそうです。

運ばれた麹は、杜氏が仕上げとして平らにした後、これ以上、菌の繁殖が進まないよう風を当てて熱を冷まします。

その後は、タンクに入れて酒母造りの工程へ向かうそうです。

ラベル張りのお手伝いをさせていただました!

ラベル張り作業場に行く途中、このようなエリアが!
酒蔵見学を行っているそうで、海外からの見学客も多数いるそうです。
ちなみに5代目のお母さまが英語でお話します。
お酒が商品になるために欠かせない、シール貼り!
瓶詰め場へ

ここで仕事を教えてくださるのが…5代目の弟である宏光さん(営業部長)です。

ここでのミッションはお酒の顔とも言えるラベルを貼ること!

お手本を見せていただきましたが…「こんぐらい!」という勘と気合が必要ということでした。

ノルマは2人で4箱(96本)

挑戦してみましたが、やはり苦戦!
シールが斜めになっていまうため、貼り直しに。

ということで、テープをガイドにして、貼ることにしました。
これだと、真っすぐにピッタリと貼ることができます。
弟の宏光さんは、東京で証券マンを経験した後、こちらへ戻ってきました。
お兄さんの酒造りへのこだわりと、弟さんのセールストークと、2人がいてこその「幸姫酒造」なんだそうです。
無事に、最後の1本が終わりました!

幸姫酒造

鹿島市古枝甲599

【2024年4月1日放送 かちかちLIVE 波田陽区の値斬り侍より】

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