佐賀県の伝統工芸品が、思わぬところから脚光を浴びています。
2024年10月、SAGA2024にあわせ佐賀県を訪問された秋篠宮家の次女 佳子さま。その際に身に付けられていたイヤリングが、佐賀県の伝統工芸品だったことで大きな話題を呼んでいます。

器とデザイン「eb2」シリーズ
染錦 薔薇イヤリング　5,500円

"いびつな形"をしていることから名付けられたシリーズのイヤリングです。

佳子さまが赤いワンピースに合わせて身に付けられていたのは、有田町の工房「器とデザイン」のイヤリングでした。
白磁に伝統技法の染付で職人さんが絵付けをした赤いバラが特徴的な一品です。

器とデザイン 器作家兼デザイナーの宮崎さんにお話を伺いました。

宮崎さんは、「全然知らなくて、知ったときはかなりびっくりしました」と驚きを隠せない様子。
ECサイトの売上通知が急に増えたことで佳子さまが身に付けられていたことを知ったといいます。

「皇室の方は高いものをつけていらっしゃる印象があったので、商品がだいたい5、6千円のものなので、そういうものをつける機会があるのだなと思ってちょっとびっくりしました」と宮崎さんは仰っていました。

肥前びーどろ「terasu」シリーズ
びーどろイヤリング　8,800円

"人の生活を照らす"アイテムのひとつになれば。という思いから名付けられたシリーズのイヤリングです。

佳子さまが再び佐賀県を訪問された際は、紺と青のワンピースに合わせて「肥前びーどろ」のイヤリングを身に付けられていました。
佐賀市にある副島硝子工業のイヤリングです。

副島硝子工業の副島さんは「（佳子さまが身に付けられていたことを）気づいた時に、久しぶりに本当に嬉しいって心の底から思いました」と喜びを語っていました。
肥前びーどろは、SAGA2024のメダルに使用されたことで注目を集めましたが、再びその魅力が注目されています。