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500年続く伝統の味!9種の具材が彩る郷土料理「角屋」の須古寿司
白石町にある「角屋」
500年以上の歴史を持つ郷土料理「須古寿司」。白石町の老舗店「角屋」では、この伝統の味を今に伝えています。もち米の食感と9種類の具材が織りなす美しさは、まさに"食べる芸術"。地元の人々に愛され続けてきた須古寿司の魅力に迫ります。
500年の歴史を持つ郷土料理
須古寿司は、白石町の須古地区に伝わる郷土料理です。500年以上の歴史があると言われ、今でも地元の祭りや祝い事などで食される大切な料理となっています。須古寿司の特徴は、白米ともち米を9:1の割合で混ぜ合わせていること。店主は「もちもちしておいしかと!」と語り、この独特の食感が須古寿司の魅力の一つとなっています。
※もろぶた(小サイズ)3,200円
専用の木箱「もろぶた」で作る
須古寿司は、「もろぶた」と呼ばれる専用の木箱で作られます。店主は手際よく四角いしゃもじを使って寿司飯を区切っていきます。この木箱は須古寿司専用に作られたもので、昔は各家庭でも所有していたそうです。
9種類の具材で彩る芸術的な盛り付け
角屋の須古寿司には9種類の具材が使われています。(奈良漬・ゴボウ・シイタケ・錦糸玉子・エビ・ムツゴロウ・かまぼこ・でんぶ・紅しょうが)店主が丁寧に具材を並べていく様子は、まるで絵を描くかのよう。「具の飾りつけは水田に映る満月を模した」と言い伝えられているそうで、その美しさは目を見張るものがあります。
リポーターは「彩りスゴいね〜」と感嘆の声を上げていました。
地元に愛される伝統の味
角屋の須古寿司弁当は、「道の駅しろいし」や「Aコープ白石店」などでも販売されており、地元の人々に広く親しまれています。
※もろぶた(大・中・小)は予約配送のみでエリアも限られているので事前に問い合わせを
白石町を訪れた際は、ぜひこの伝統の味「須古寿司」を味わってみてはいかがでしょうか。500年の歴史が育んだ郷土の味が、きっとあなたを魅了するはずです。
施設情報
店舗名:角屋
住所:白石町堤628
TEL:0952-84-2220
【2025年5月12日~13日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅より】