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一年中楽しめる牡蠣「ハピネスオイスター」とは?唐津の海から全国へ!
全国グランプリで金賞受賞!養殖1年目での快挙
「ハピネスオイスター」は、唐津市の漁業者・山下さんが手がける三倍体の牡蠣で、「海幸丸」という屋号で育てられています。2024年に開催された全国牡蠣-1グランプリにおいて、「加熱用の部 蒸し牡蠣(マガキ・シングルシード方式部門) 」で金賞を獲得しました。
牡蠣の養殖歴は約20年の生産者ですが、「ハピネスオイスター」の養殖はまだ1年目。
そんな中での金賞受賞に「嬉しい。びっくりしました」と驚きと喜びを語っています。
※金賞はグランプリに次ぐ2位
夏でも美味しい!三倍体牡蠣の特徴
通常の牡蠣(二倍体)は、夏になると産卵のために身が痩せてしまい、冬が旬とされています。
しかし、「ハピネスオイスター」は三倍体と呼ばれる品種で、産卵をしないよう品種改良されています。
そのため、エネルギーを身に蓄えたまま育つことができ、夏でも美味しい状態を保つのが最大の特徴です。まさに「一年中食べられる牡蠣」として、新しい価値を提供しています。
シングルシード方式で育てられる高品質な牡蠣
「ハピネスオイスター」は、「シングルシード方式」という養殖方法で育てられています。これは牡蠣の稚貝を1粒ずつ専用のかごに入れて約10か月かけて育てる方法です。
波によってかごが揺れることで、牡蠣の殻同士が自然に擦れ合い、形が整い、身にしっかりと栄養が集中するのが特徴です。
実際に食べてみると?
リポーターが「ハピネスオイスター」を試食したところ、「通常の真牡蠣に比べてさっぱりしている」と感想を述べました。塩気と旨みのバランスがよく、食べやすいのが特徴です。
さらに、「これが1年中食べられるのは革命的」とリポーターは絶賛。従来の季節限定のイメージを覆す、新しい牡蠣の可能性を感じたようです。
「ハピネスオイスター」の今後に期待
「ハピネスオイスター」は、2025年6月から販売予定です。今年は試験的に約3,000個の養殖が行われており、生産数は限られていますが、今後の展開が期待されます。
唐津の豊かな海で育まれた新しい牡蠣のスタイル。季節を問わず楽しめる「ハピネスオイスター」を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。