スポット
spot
基山町の特産品が勢ぞろい!地域の暮らしを支える商店「飾菜きの里 あすか」
何でもそろう、けれど“ただの商店”じゃない
店内には、乾物・缶詰・パスタ・そうめんなどの食品から日用品まで、所狭しと商品が並びます。その多彩な品揃えに、思わず「ここは何屋さん?」と聞きたくなるほど。
すると店主は笑顔でこう答えます。
「うーん、何屋なのか、自分でもよく分かんないですね(笑)」
それでも、このお店には確かに、地域の暮らしを支えるという明確な“軸”があります。
「やめたくなかった」地域を想う気持ちから始まった
コンビニエンスストアが閉店の危機にあった頃、店主はこう考えました。
「なくなると困る人がいる。だから、私が続けようと思ったんです」
そう語る姿からは、地域への深い想いがにじみ出ます。「飾菜きの里 あすか」は、単なる商店ではなく、“生活インフラの一部”として地域を支える拠点なのです。
基山町の魅力がぎゅっと詰まった特産品
きょん菓子店のシフォンケーキ(280円〜300円)
1番人気の商品です。店舗を持たずに販売されている「きょん菓子店」のシフォンケーキは、ふわふわでやさしい口どけが魅力。味のバリエーションも楽しめます。
エミューハンバーグ(350円)
「KIYAMA FARM」ブランドのエミューハンバーグは、高たんぱく・低カロリーのヘルシー志向商品。エミュー肉100%使用しています。
みよしの百花蜜(1,512円)
「みよしの百花蜜」は、自然木の花から採れた上質なハチミツ。クセがなくスッキリとした甘さと、ほのかな花の香りが楽しめます。
ボリューム満点のお弁当(520円)
常時5種類ほどが並ぶ手づくりのお弁当は、地元の人のランチタイムに欠かせない存在。昼過ぎには売り切れることも多いそうです。
SDGsの理念に基づいた店づくり
「飾菜きの里 あすか」は、持続可能な地域づくりを目指す店舗でもあります。SDGsの視点から、次のような取り組みを行っています。
- 地元企業や生産者と連携し、地域経済の循環をサポート
- 賞味期限が近い商品の工夫した販売で食品ロスを削減
- 環境にやさしい商品の選定・販売
- 地域コミュニティの“つながり”を保つ役割を担う
こうした日々の小さな積み重ねが、地域の未来を支えているのです。
最後に
「飾菜きの里 あすか」は、地域の声に耳を傾け、必要とされるモノを届け続けている場所。特産品との出会い、日々の生活を支える品々、そしてなにより人のぬくもりに満ちたお店です。
基山町に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。きっと、暮らしのヒントや、ちょっと嬉しい出会いが見つかるはずです。
店舗情報
- 店舗名 : 飾菜きの里 あすか
- 住所 : 基山町園部