小城市にある「友桝飲料」

明治35年（1902年）創業という歴史を持つ老舗の炭酸飲料メーカーです。創業123年目を迎える同社は、創業者の友田桝吉氏の名前から「友桝」と名付けられました。現在は1日約40万本もの炭酸飲料を製造し、全国4つの工場で様々なオリジナルサイダーを生産しています。

友桝飲料では、全国各地のご当地サイダーを数多く手がけています。鹿児島の指宿サイダーや小豆島の醤油サイダー、オリーブサイダーなど、その土地の特色を活かしたユニークな商品を製造。リポーターも「醤油サイダー？」「オリーブサイダー？」と驚きの声を上げるほど、個性的なラインナップが揃っています。

友桝飲料は予約なしで工場見学が可能です。見学時間は10:00から15:30まで休みは土日祝・その他（※HP見学カレンダーで確認ください）。実際の製造工程を間近で見ることができます。友桝飲料は小城工場をはじめ、長野県の木曽工場、山梨県の富士山工場、そして福岡県の甘木工場の4つの工場で操業しています。

【問い合わせ】070--1538-2279(10:00～16:00)
※上記時間以外は、代表：0952-72-5588まで

施設内には「ドリンクバー」と呼ばれる体験コーナーがあり、日替わりで用意されたシロップを自由に組み合わせて、オリジナルのサイダーを作ることができます。

まずは氷を入れた後、好みのシロップをカップに入れ、隣の炭酸サーバーで炭酸水を注げば、自分だけのサイダーが完成します。白桃サイダーを試飲したリポーターは「もう白桃の香りがめちゃくちゃいい」と絶賛していました。

友桝飲料の大ヒット商品「こどもびいる」は、見た目はビールそっくりですが、アルコール度数0%の炭酸飲料です。専用のジョッキに注ぐと本物のビールのような泡が立ち、大人も子どもも楽しめる商品として人気を集めています。

他にも緑と黒のスイカ模様がデザインされたボトルが目を引くスイカサイダーは、「香りがめちゃくちゃスイカ」「飲み始める前にスイカがやってくる」と、その香りの強さに驚いていました。黄緑色ボトルに入ったドリアンサイダーは、その珍しさで注目を集める商品。リポーターも興味深そうに手に取り、友桝飲料の商品の多様性を表す一品として紹介されました。

工場見学と合わせて楽しめる直売スペースでは、様々な友桝飲料の商品を購入することができます。訪問者は実際に商品を手に取って選ぶことができます。

「凍らせて食べるアイス」もあり、家庭で冷凍庫に入れるだけで手軽にアイスとして楽しめる商品です。

友桝飲料は、伝統的な製法を守りながらも常に新しい挑戦を続ける炭酸飲料メーカーです。工場見学では製造工程を学べるだけでなく、オリジナルサイダー作りの体験や、多彩な商品の購入も楽しめます。小城市を訪れた際は、ぜひこの「友桝飲料」で、炭酸飲料の奥深い世界を体験してみてはいかがでしょうか。

【2025年6月11日～13日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅より】

※各記事に掲載している料金やサービスについては、記事を掲載した時点での情報になります。掲載当時から料金やサービスが変更になっている場合がございます。