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自然の恵みをそのままに。多久の養蜂家が届ける"飲めるハチミツ"とは?多久市「宮本養蜂」
虫好きが始めた愛情あふれる家族の養蜂場
多久市南多久町にある宮本養蜂は、創業約15年。もともとは内装業を営んでいた宮本正広さんが、虫好きが高じて養蜂を始めたのがきっかけです。現在は、妻の美智子さん、そして二代目の聖也さんの三人で心を込めて営んでいます。
春から初夏にかけて、季節の花々の蜜を使った「純粋ハチミツ」を手がけており、添加物や水あめを一切加えない自然そのままの味わいが最大の魅力。あと味がすっきりとしていて、リピーターも多数獲得しています!
巣箱を見学!10万匹のミツバチが織りなす奇跡の世界
訪れたのは5月中旬。見せていただいた巣箱の中には、なんと1箱で約10万匹ものミツバチが暮らしています!
燻煙器(くんえんき)という専用道具で煙を吹きかけると、ミツバチたちが自然と落ち着きます。巣枠を慎重に引き出すと、そこにはレンゲソウの蜜を一生懸命集める働き蜂たちの姿が。ちなみにこのレンゲソウは、使っていない田んぼを有効活用して、ハチミツのために特別に栽培しているもの。創意工夫と深い愛情が込められています。
ハチミツ採集工程を見学 黄金の中身を取り出す
削った巣枠を遠心分離機に入れると、機械が自動で回転の向きを変え、わずか2分ほどで蜜だけが美しく抽出されます。フタを開けた瞬間、キラキラと宝石のように輝くハチミツがたっぷりと!
ハチの巣の破片などの不純物を丁寧にろ過すれば、透明感あふれる"純粋ハチミツ"の完成です。
【感動の試食】レンゲハチミツは「飲めるハチミツ」
【感動の試食】「ハゼの木のハチミツ」は緑茶のような香り!
オススメの食べ方!クラッカー×クリームチーズ×ハチミツの絶品コンビ
宮本さん一押しのおすすめの食べ方は、クラッカーにクリームチーズをのせ、上からたっぷりハチミツをかけるスペシャルスタイル。チーズの程よい塩味とハチミツの上品な甘さが絶妙にマッチし、おしゃれなおつまみやティータイムのお供にもぴったりです。
【新商品紹介】ハチミツ×レモンの爽やか和スイーツが登場
【お得情報】地元直売所で手に入る!驚きのコストパフォーマンス
ハチミツは以下の直売所などで気軽に購入可能です。
- たくさん館(多久市)
- 農産物直売所 よりみち(小城市)
- スーパーモリナガ 小城店・牛津店
- その他県内各地の直売所など
価格は180g 1,100円からと、国産純粋ハチミツとしては非常にリーズナブル。その理由は、採蜜から瓶詰め・ラベル貼りまですべての工程を宮本養蜂さん自身が一貫して行っているから。余計な中間コストがかからない分、お手頃価格で最高品質を提供できているのです。
花の違いを味わう、自然と職人の心温まる贈り物
ハチミツの世界は、花によって香りも味もまったく変わるという新たな発見の連続。宮本養蜂のハチミツは、豊かな自然の力と家族の深いこだわりが詰まった、まさに"飲めるハチミツ"。
ぜひ一度、その奥深く感動的な味わいを実際に体験してみてください。