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鶴丸 英樹のブログ記事
ドジで俊敏なカメ
1週間ほど前、夜、会社から歩いて帰宅していると県庁南側の水路脇に黒い丸い土の塊のようなものが見えました。
写真の赤い丸のあたりです。
近づいてみると、どうやらカメのようです。
暗くてよくわかりませんでしたが、大きなスッポンのように見えました。
(冷静に考えると、ミシシッピアカミミガメだったのかな)
ピクリとも動きません。
生きているのか死んでいるのかもわからないので、恐る恐る靴のつま先でつついてみると・・・。
ビックリしたカメが慌てて飛び起き、その勢いで裏返しになってしまいました。
雑なイメージ図ですみません。こんな感じです。
裏返しになったカメを見てとっさに思い出したのは、「カメは裏返しから体勢を戻せないものがいて、そのままでは死んでしまうことがある」という説です。
助けてあげないといけないけど、もしスッポンだと噛まれたら危ないな~と2秒間ほど逡巡していると・・・
カメラは強靭な首の力でブリッジをしたかと思うと、一瞬でうつ伏せに戻りました。
そして、すごいスピードで階段をおり、水の中へと逃げて行ったのです。
あまりのスピード感にしばらく呆然としてしました。
私が中学生の時、『スチュワーデス』物語という大ヒットドラマがあり、「ドジでノロマなカメ」というフレーズが何度も出てきました。
昔話や童謡の『うさぎとかめ」の内容からも、カメ=スロー というイメージが定着しています。
この歳になって初めて知ったこと、カメは思っている以上に俊敏です。

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