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武雄温泉街に新名物誕生!親子二人三脚で紡ぐ絶品ピザ「ピッツェリア コペルティーナ」
親子の絆が織りなす夢の店:武雄温泉街の新たな顔
武雄温泉入口のすぐそばに店を構える「ピッツェリア コペルティーナ」は、父・田栗裕輔さんと娘・加藤友梨菜さんの二人三脚で営まれています。
田栗さんは「どうせやるんだったらこの武雄温泉街の入り口で、店を構えて微力ながらでも少しでも温泉街を明るく賑やかにしていきたいなという思いがありまして、ここに店を建てました」と、地元武雄への深い愛情と、地域活性化への貢献を願う熱い想いを語ります。
オープンから約5ヶ月が経った今、店内はすでにリピーター客で賑わい、「3回目です。めちゃくちゃ美味しかったです」といった喜びの声が聞かれるなど、地域に愛される存在として着実に根付いています。
職人技が光る!ドーム型石窯で焼き上げる「ふわかり」ピザの秘密
コペルティーナのピザが多くの人々を魅了する最大の理由は、その独特の「ふわかり」食感にあります。お客さんからも「ふんわりしてて、外がカリカリでふわかりって感じ」と絶賛されるこの食感は、田栗さんがこだわり抜いたドーム型石窯によって生み出されます。
田栗さんによると、この石窯は「ナポリピッツァを焼く釜としては、スタンダードな形」であり、350℃から400℃近い高温で一気に焼き上げることが可能です。厨房で汗を流しながらピザと向き合う田栗さんの姿からは、まさに職人の情熱が伝わってきます。
2分で焼き上がる奇跡の食感
このドーム型石窯の最大の秘密は、わずか2分という短時間でピザをふわかりに焼き上げる「3つの熱の要素」にあります。
まず、底から伝わる熱が生地のクラスト部分をサクサクに仕上げ、次にドーム内の高温の熱が表面をこんがりと焼き上げます。
そして、ドームから放射される熱がピザの中までふっくらと火を通すことで、外はカリッと、中はふんわりとした絶妙な食感が完成します。
8年間の研究が生んだ至高のマルゲリータ
田栗さんのピザ作りは、前職の冶金(やきん)の仕事の経験が大きく影響しています。粉に水を混ぜて練り、整形して窯で焼くという工程がピザ作りと共通していることに気づいたのがきっかけでした。
特に、季節や天候によって生地の発酵具合や焼き方が変わるという冶金の仕事での苦労が、ピザ作りの繊細な調整にも活かされています。
自宅に手作りの窯を設置し、約8年間もの間、独学で研究を重ねて現在のピザの味を完成させました。その努力の結晶が、コペルティーナの人気ナンバーワンメニュー「マルゲリータ」です。
みずみずしいトマトの旨みが凝縮されたマルゲリータ
人気のAセット(マルゲリータ)2,000円を一口食べれば、その美味しさに誰もが驚くことでしょう。
リポーターも「このトマトの果肉感、旨みがすごいグンってきますね。ピザのトマトってこんなみずみずしいんだと思って」と感動を隠せません。
- 商品名:Aセット(マルゲリータ)
- 値段:2,000円
娘・友梨菜さんが彩る手作り絶品スイーツ
Aセットには、ピザだけでなく、娘の友梨菜さんが作る大人気の日替わりデザートも含まれています。元調理師である友梨菜さんの夢は、自慢のスイーツで自分のお店を持つことでした。お父さんのピザ作りへの挑戦を機に、「お父さんの夢と自分の夢を重ねて、一緒に頑張ってピザを作って行こう」という想いで、親子の夢を共に叶える道を選びました。
取材当日は、モモのタルト、巨峰のシャーベット、生チョコの3種類のデザートが用意されており、リポーターはモモのタルトを「桃がみずみずしい、生地自体がすっごい甘くて、それでいって桃の邪魔をしてない。お互いにお互いの甘さがいい感じに調和されてますね」と絶賛。
友梨菜さんは「生地から研究して、甘さとかもずっと加減しながら今のこの状態に至ってる」と、細部までこだわり抜いた手作りの魅力を語ります。田栗さんも「お菓子作りをしてる時はもう常に笑顔で輝いて」いたと、娘への温かい眼差しを向けます。
地域と共に育んだ味:武雄温泉街に新たな活気を
まとめ:親子の情熱が織りなす、武雄温泉街の新たな魅力
店舗情報
- 店舗名 : ピッツェリア コペルティーナ
- 住所 : 武雄市武雄町武雄7266-20
- 営業時間 : ランチ 11:00~14:30(L.O 14:00) 【日・月・火・水】ディナー 18:00~20:00(L.O 19:30) 【金・土】ディナー 18:00~21:00(L.O 20:30)
- 定休日:木曜・不定休あり
- TEL : 0954-28-9887