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災害の記憶

災害の記憶 2021/03/09 (火)

3.11を忘れない⑧ 除染対策に佐賀県職員を派遣

東日本大震災から10年。

FNN取材団としてサガテレビも被災地を取材してきました。

記者とカメラマンが目にした被災地の動画をサガテレビのホームページに一挙に掲載します。

未曾有の災害を忘れないために・・・

取材をめぐる当時の状況

放射性物質に汚染された福島では目に見えない敵との戦いが続いていました。玄海原発がある佐賀県にとって福島原発事故は他人事ではありません。「除染」は復興のために不可欠であり、終わりの見えない作業が続けられていました。

放送:2012年6月1日

サムネイル

森キャスターの福島取材報告です。

5月21日から28日までFNN取材団として福島県で取材にあたりました。去年8月に続いて2度目の福島取材です。

福島県庁に派遣され、除染計画の策定に携わっている佐賀県の20代の職員を取材しました。

(記者リポート)

「福島県庁の除染対策課です。こちらに佐賀県庁から派遣されている職員がいるということです」

(福島県庁 2012年5月)

福島県庁除染対策課の井手雄治さん28歳。去年4月、佐賀県に入庁。そして今年4月から1年間福島県庁に派遣されています。

福島県では、放射線量が高い自治体は国が除染計画を策定し、それ以外はそれぞれの自治体に任せられています。井手さんはその除染計画について、市町村との打ち合わせや住民説明会を主な業務としています。

(福島県庁除染対策課 井手雄治さん)

「福島県に来るということに抵抗はなかったが、まさか私が行くことになるとは」

この日は県西部にある柳津町との打ち合わせ。柳津町は国が定める一定以上の放射線量が測定される「汚染状況重点調査地域」に指定されています。担当者の言葉を1つ1つメモに取る井手さん。ペアを組んで仕事をしている同僚は…。

(福島県除染対策課 菊池照道さん)

「特に除染の対策は住民からの不安な声とかが非常に多くて、どうしても電話を一番先に取るような位置に席があるので、積極的に電話も出ていただいて、そういった中で知識もわずか1か月だが、一生懸命取り入れていただいて、対応いただいていると、非常にありがたい」

福島県の復興のためには欠かせない「除染」という重要な仕事。原発がある佐賀県の職員としての思いは・・・

(福島県庁除染対策課 井手雄治さん)

「佐賀県は原発持っているので、私の役割はここで得た知識を生かすようなことが起きてはならないが、もしも何かあった時のためにということもあって、ここにいるんだと思う。それだけじゃなくて、福島県の方々のために多少なりともお手伝いができればという思いで1年間過ごしていきたいと思っている」

(終)

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