大町町にある「MORE WAN」

佐賀県杵島郡大町町に、災害救助犬の育成と、ペットと飼い主が一緒に避難できる施設「MORE WAN」があります。日本レスキュー協会が運営するこの施設は、普段はドッグランやプールとしても利用できる、ワンちゃんと飼い主のための多目的スペースです。

MORE WANは、災害救助犬とセラピードッグの育成・派遣を行う日本レスキュー協会の佐賀県支部として機能しています。取材時には、兵庫県から来た1歳の救助犬「ゆう」が来ていました。

「吠える」という命令に素早く反応し、人のいる場所で吠えるという基本的な捜索スキルを披露。トレーナーによると、このような基本的な技能は数ヶ月で習得できるそうです。

MORE WANのもう一つの重要な役割は、災害時にペットと飼い主が一緒に避難できる場所を提供することです。施設内には広々とした空間があり、災害時には避難所として機能します。

施設内には青いテントが設置されており、災害時の避難所の様子を再現していました。

平常時、MORE WANはワンちゃんと飼い主が楽しめる施設として開放されています。広々とした敷地内にはドッグランがあり、ワンちゃんが自由に走り回れるスペースが確保されています。また、小さなプールも設置されており、暑い季節にはワンちゃんの水遊びの場としても利用できます。

MORE WANは、災害時の備えと日常のペットとの触れ合いの場を両立させた、ユニークな施設です。災害救助犬の育成から、ペットと共に安心して避難できる場所の提供まで、人とペットの絆を大切にする施設として、地域に根付いています。

【2025年5月26日～27日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅より】

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