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おしゃれで快適!現代もんぺが300種集結"MONPE展" 佐賀市「JONAI SQUARE」
アナウンサーなども愛用するもんぺは、「通気性が良くて履き心地も抜群!」と好評。日常使いしやすい“現代版もんぺ”の魅力を、現地取材も交えてご紹介します。
今年の特徴は?
会場では、会場限定の先行販売を含む約300種類のもんぺが勢ぞろい。
カラフルで個性豊かなもんぺがJONAI SQUAREを鮮やかに彩っています。
期間は7月13日(日)まで。気になる方はぜひお早めに!
八女市での密着取材
なぜ「もんぺ」に着目したのか
池田さんによると、もんぺに使われている「久留米絣」は、かつて農作業着として人々に親しまれていた伝統ある織物。しかし柄や色味が"昔ながら"のものだったため、現代のファッションとはかけ離れた存在になっていたといいます。
「伝統産業を未来につなぐためには、現代の暮らしにも自然に馴染む形に進化させる必要がある」
そんな強い思いから、もんぺを現代的で洗練されたデザインに改良し、日常着として気軽に楽しめるよう丁寧に開発されたそうです。
糸で描く伝統の柄 久留米絣の技法「くくり」
久留米絣の最大の特徴は、糸に直接柄を織り込む「くくり」と呼ばれる高度な技法。あらかじめ緻密な柄の設計図を作り、染めたくない部分の糸を綿糸でギュッと縛って(括って)から慎重に染色します。染料に浸してから括りを解くと、縛られていた部分だけ美しく白く抜け、糸自体に見事な柄が現れます。
この方法は"先染め"と呼ばれ、プリントとは違って柄が消えることもなく、表裏がないのも大きな特徴。手間ひまのかかる技法ですが、その分、一本一本に確かな味わいと深い風情があります。
括りの技術を支える職人の声
この伝統技法を支えるのが、野村織物有限会社の野村さん。製造工程について熱く語ります。
「久留米絣は、糸を染めてから織る"先染め織物"です。糸の束を綿糸で正確に括り、染料に浸すと、括った部分に色が入らず美しい模様ができます。柄を織り出すためには、精密な設計図と長年培った高度な括りの技術が絶対に必要なんです」
こうして職人の手で生まれた糸は、織っても柄がズレることなく、美しく仕上がるのです。
オススメのもんぺを紹介!
- いろはもんぺ
チェック・縞の技法
価格 : 13,200円 - いろはもんぺ
たて絣・括り技法
価格 : 15,400円 - Hana Mitsui ハナのユラギ
タテヨコツマミ
価格 : 29,700円・括り技法 - いろはMONPE 無地
価格 : 12,000円 - MONPE Cheers
子ども用のもんぺ(90・120サイズ)
価格 : 11,000円 - farmers’ MONPE 大名縞
ゆったりサイズで男女兼用
価格 : 14,850円
伝統が生み出す新しい日常着
【2025年6月16日放送 かちかちLIVE さがのなうをさがしてみた より】