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2025.07.05

「限界を超える瞬間を仲間と」有田工業高校ウェイトリフティング部に密着

佐賀県有田町にある「有田工業高校」には、文武両道を掲げ、青春を謳歌する生徒たちの姿があります。2024年には野球部が甲子園に、放送部が全国コンテストに出場。そして今回密着したのは、驚異の強さを誇る「ウェイトリフティング部」です!

県内8階級で完全制覇!圧倒的王者の実力

練習場に入ると、熱気と活気が溢れ、リポーターの声もかき消されそうなほど。部員はなんと24名。県高校総体では男女ともに8階級すべてで優勝を果たし、九州大会でもメダルを2つ獲得。全国大会への切符を手にしたのは7名という圧巻の実績を持つ強豪です。

驚くべきは、その多くが高校から競技を始めたということ。未経験からでも力をつけられる指導体制と環境が整っていることがうかがえます。

【インタビュー】未経験から始めた青春ストーリー

男子部員:「体験入部で楽しかったので始めました。中学ではバレーボール部でした」
女子部員:「部活動の雰囲気がよかったので、ここなら頑張れそうだと思って決めました」

ちなみに、女子部員でも70キロのバーベルを持ち上げる実力があるそうです!

技と力の芸術 リフティングの世界

部長の石丸さんが、競技のポイントを教えてくれました。

  • スナッチ:一度の動作でバーベルを床から頭上へ持ち上げる技。
    「一気に上げる瞬間が大事」と石丸さん。
  • クリーン&ジャーク:まず鎖骨まで上げて、次に頭上へ持ち上げる2段階の動作。

この2種目を通じて、総合的な力と技術が問われます。

「個人競技を支える絆」強さの秘訣

石丸部長はこう語ります。

「ウェイトリフティングは個人競技に見えますが、仲間の存在がとても大きい。限界に挑むとき、応援の声が背中を押してくれます」

取材では黒岩さんが100キロのバーベルに挑戦!仲間の拍手に包まれ、見事に持ち上げました。圧巻の光景でした。

「東京から陶芸を学びに」有田工業の多彩な魅力

生徒会長・草場さん「先生も生徒もおもしろい人が多くて、毎日楽しく学校に通えています」

陶芸のために東京から「地域未来留学」で進学した生徒もいて、その生徒は佐賀美術協会展で「青木龍山賞」を受賞。作品テーマは"連続"。同校のセラミック科実習室には、ガス窯やろくろなど、専門機材も完備されています。

まんが甲子園2年連続出場!文化部の快進撃

文化部にも注目です。漫画研究部は「まんが甲子園」に2年連続出場中。

生徒:「全国大会でチームとして漫画を仕上げて、優勝を目指して頑張ります」

【まとめ】仲間と共に未来を切り拓く

ウェイトリフティングは個人競技と思われがちですが、有田工業高校では「仲間の存在」が最大の力になっていました。初心者から始めて全国を目指す生徒たちの姿には、挑戦する勇気と支え合う強さが詰まっています。文武両道を掲げる有田工業高校には、部活動・実習ともに情熱を注げる環境がありました。
【2025年7月1日放送 かちかちLIVE 青春!アクティ部より】

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