唐津市浜玉町にある「ステーキハウス蜂」は、創業から51年を迎える老舗の鉄板焼き店。長年の経験による確かな目利きで厳選した和牛を、目の前で焼き上げる贅沢なスタイルが自慢です。夜は1万円近い高級コースが並びますが、ランチなら手頃な価格で本格的な「鉄板焼きショー」を満喫できる隠れた名店として、多くの食通に愛され続けています。

「ステーキハウス蜂」の歴史は、創業者の温かな想いから始まりました。

お店の樋口さんは語ります。「鉄板焼きが普及していないころに、もっと手軽に楽しんでほしいという想いで創業しました」

創業当時からのモットーは「鉄板焼きをもっと身近に」。この精神は51年の時を経た今も、店の根幹として大切に守り続けられています。高級なイメージの鉄板焼きを、より多くの人に楽しんでもらいたいという想いが、今日の「ステーキハウス蜂」の礎となっているのです。

ランチタイムから本格的な鉄板焼きを楽しめる人気メニューが「お昼のコース」（4,950円）。平日限定のこの特別なコースは、夜の高級コースと同じクオリティを、より手頃な価格で提供する看板メニューです。

• 商品名 : お昼のコース
• 価格：4,950円
• 提供：平日のみ

目の前で繰り広げられる鉄板焼きショーは、まさに五感で楽しむエンターテイメント。ジュウジュウと音を立てて焼かれる和牛の香りが立ち上り、心が躍ります。

使用する和牛は、シェフの長年の経験による厳しい目利きで、その時期一番良いものを仕入れています。

シェフは語ります。「良い物を提供したいので妥協はできません。業者には無理を言っていますが（笑）」

その厳選された和牛は、口に入れた瞬間にとろけて、あっという間になくなる驚くほどの柔らかさ。上質な肉の旨みが口いっぱいに広がります。

【選べる3種類のソース】

• 酢醤油 - さっぱりとした和風の味わい
• ジャポネソース - 和洋が融合した特製ソース
• デミグラスソース - コク深い洋風の定番

さらにコースにはオードブルも付いており、取材日には「ローストビーフの冷製肉じゃが」が登場。季節ごとに内容が変わるのも楽しみのひとつで、何度訪れても新しい発見があります。

もう一つの人気メニューが「ハンバーグセット」（1,600円）。一般的なハンバーグとは一線を画す、ステーキハウスならではの贅沢な一品です。

お肉は二度挽きしてきめ細かくし、毎日手ごねで丁寧に仕込んでいます。口に入れると驚くほど柔らかく、喉をスッと通る上品な食感が特徴です。

樋口さん。「ステーキの端を使ったり、ステーキハウスだからこそできる贅沢な使い方をしています」

ソースは2種類から選択可能で、特におすすめは創業当時から変わらぬ味わいのデミグラスソース。ステーキ肉を出汁に使い、コク深い旨みを引き出した自慢の一品です。この贅沢な使い方こそが、老舗ステーキハウスの真骨頂と言えるでしょう。

51年という長い歴史を刻んできた「ステーキハウス蜂」。樋口さんの想いは、今も変わることがありません。

「記念日に使っていただいたり、普段使いでも楽しんでいただけるお店でありたい。そして、この味を後世に残していきたい」

そんな想いを胸に、今日も鉄板の前に立ち続けます。

「ステーキハウス蜂」は、創業から半世紀にわたって培われた技術と想いが詰まった、唐津が誇る老舗鉄板焼き店です。記念日の特別なディナーはもちろん、平日のランチでも本格的な鉄板焼きを楽しめる貴重な存在。

長年愛され続けてきた確かな味わいと、目の前で繰り広げられる鉄板焼きショーで、きっと忘れられない時間を過ごせることでしょう。

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