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佐賀県で「二刀流」の音楽部…?——香楠中学校音楽部は合唱も吹奏楽も!
鳥栖高校との中高一貫校——香楠中学校とは
香楠中学校は鳥栖高校との中高一貫校で、校訓「知を愛し・和を敬い・心を培え」のもと文武両道に励んでいます。運動部・文化部合わせて15の部活動があり、多彩な活動が生徒たちの学校生活を豊かにしています。
生徒会が紹介してくれた学校の魅力のひとつが購買部のナンバーワン人気商品「炙り明太フランスパン」。お昼前には売り切れてしまうほどの人気ぶりで、学校のにぎやかな日常が伝わってきます。そんな香楠中学校で今最も注目されているのが音楽部です。
県内でも珍しい「合唱×吹奏楽」の二刀流
香楠中学校音楽部の最大の特徴は合唱と吹奏楽を同時に行う点にあります。現在25人で活動しており、リポーターが訪問した際も部員たちが合声の発声練習をする背後に楽器が並ぶという独特の光景が広がっていました。
その実績も輝かしいものです。合唱では昨年の県大会で金賞、九州大会で銅賞を受賞。吹奏楽では県大会で2年連続金賞を獲得しています。
「なぜ音楽部に入ったんですか?」というリポーターの問いにある部員はこう答えました。「先輩方の定期演奏会を聴いて感動したので入りました。音が1つにまとまっていてきれいでした」。先輩たちが紡いだ美しいハーモニーが次の世代へとバトンをつないでいる様子が伝わってきます。
1時間しかない練習時間——それでも諦めない工夫
合唱と吹奏楽を両立することの難しさについて、部員たちは率直に語ってくれました。「冬は練習時間が1時間しかないので時間のやりくりが難しいです」
しかしその限られた時間の中でも、「2年生を中心にパートごとで練習するなど工夫して頑張っています」と話す部員の言葉には、チームとして乗り越えようとする強い意志が感じられました。自主的に役割分担を行い効率よく技術を磨く姿がそこにありました。
スローガンは「音楽革命」——部長が語る強みと変化
音楽部の強みを問われた部長はこう答えます。「『音楽革命』というスローガンのもと、日々基礎力の向上に努めています」。このスローガンは現在の代から部活を少しずつ変えていこうという思いを込めて付けられたものだといいます。
「変化」のひとつとして紹介されたのが今年の代から取り入れた新しい発声練習です。体を動かしながら声を出すというユニークな方法で「体を動かすことで自然にお腹に力が入り息が流れるようになります」と部長は説明します。実際にリポーターも参加し「楽しそうに見えますけど意外ときつくて」と感想を漏らしていました。
指導した部員からリポーターへの言葉も印象的でした。「話すのがお仕事なので発声にも通ずるところがあると思います。すごく上手でした」。
圧巻の吹奏楽——10キロのチューバが奏でる重低音
吹奏楽の練習では「音を狙って外さないように吹く練習」が披露されました。息をしっかり合わせて、目と耳を集中させながら演奏する部員たち。メリハリのある音が揃う様子は圧巻でした。
中でもひときわ目を引いたのがチューバを演奏する部員の姿です。約10キロという重さのチューバを膝の上に抱えながら演奏し続けるには相当な体力と肺活量が必要です。「楽器が大きいので息をかなり入れないといけないのが大変です」という言葉からもその努力のほどがうかがえます。
感動のコラボ演奏——「ひまわりの約束」
取材のクライマックスとしてリポーターが香楠中学校音楽部とのコラボ演奏に挑戦しました。放送前に早めに学校入りして練習を重ね、指揮者として部員たちと「ひまわりの約束」を披露。
演奏を終えたリポーターは「皆さんの一音一音がバシバシ体に伝わってきて、最高に貴重な経験でした」と深く感動した様子。音楽部の生き生きとした演奏が聴く人の心を確かに動かすものだということを実感させてくれました。
まとめ
「音楽革命」を掲げ、限られた練習時間の中で合唱と吹奏楽の双方を磨き続ける香楠中学校音楽部。その努力と情熱が結実した演奏をぜひ会場で直接体感してみてください。副部長からも「より良い演奏ができるよう頑張っていますのでぜひお越しください」と来場の呼びかけがありました。
定期演奏会のご案内
- 第55回 鳥栖高校音楽部・吹奏楽部 第20回 香楠中学校音楽部
- 日時 : 3月29日(土)
- 時間 : 開場 : 13時00分〜 開演 :13時30分
- 会場 : 鳥栖市民文化会館大ホール
- 入場料 : 500円
※掲載時期によってはイベントが終了している場合があります。最新情報はお問い合わせください。

