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55歳の候補生の旅が始まる-佐賀県江北町「だいちの家」
県庁への"直談判"から始まった新ミッション
事の発端はリポーターが佐賀県庁を訪問し、観光大使就任を直談判したことでした。コーナーが丸3年を経過し4年目に突入するタイミングで、「視聴者の方からもそろそろ観光大使をやったらいいんじゃないかという声が入ってくる」と切り出したリポーター。これまでに回った佐賀県内のスポットは実に106か所にのぼります。
佐賀県広報広聴課の担当者を前に、リポーターは3年間の実績をプレゼンしました。
3年間で積み上げた、佐賀愛の記録
プレゼンの中でリポーターが特に印象に残ったスポットとして挙げたのが、手作り包丁体験と若手農家が営むアスパラ農家「アルファーム(佐賀市金立町)」の訪問でした。
「パン切り包丁って普通の包丁と一緒なのに、パンがすっと切れる。こんな素晴らしい包丁を作る職人がいるのに佐賀をみんなでアピールしないんだという気持ちに駆られてしまう」と熱く語るリポーター。アスパラ農家の訪問では「アスパラってこうやってできるの」と感動し、放送後には直売所での売り上げが大幅に伸びたという喜びの声も届いていました。
「肥沃な土地に生まれてくる佐賀のお米はほかでは味わえないくらいうまい」と各地で言い続けてきた佐賀米もプレゼンで紹介された実績のひとつ。道の駅白石では紹介した商品がとても売れたという報告も届いており、担当者から「ずっと佐賀に通われている小田井さんは佐賀の大使にふさわしいと思いました」とのコメントも紹介されました。
さらに、地域のプラモ同好会を訪問した際には小学生の男の子にガンダムのプラモデルをプレゼント。後日開催された展示イベントでその子がちゃんと作って飾ってくれていたというエピソードも披露されました。「こういったほのぼのとした場面が、私のいい面が全面に出てきているところでもあります」とリポーター本人も目を細める場面でした。
県庁の判断は「候補生」——そして新ツアーへ
熱のこもったプレゼンに対し佐賀県広報広聴課の担当者・横尾さんから返ってきた答えは予想外のものでした。「佐賀県には20市町あるんですがすべて回られていないですよね」——この一言が、その後の展開を大きく変えることになります。
確認してみると、3年間で106か所を巡ってきたリポーターでもまだ6〜7つの市町を訪れていなかったのです。「佐賀県のすばらしいところは一市町それぞれにありますのでぜひ全部回っていただいた後に全国でPRしていただきたいです。そのときにまたご提案いただく形でいかがでしょうか」
ツアー第1回目の舞台は「江北町」——農産直売所「だいちの家」へ
こうして始まった新ツアー「大使をめざせ!全市町ツアー」。その第一歩として訪れたのが江北町にある農産直売所「だいちの家」です。
雨に濡れた路面を進んだ先に現れたのは木造平屋の温かみある店舗。正面には緑と白の横長看板が並び、店頭には色とりどりの鉢植えが出迎えてくれます。背景には山の緑が広がり、地元の自然に根ざした直売所らしい雰囲気が漂っていました。「こんにちはー!」と元気よく店内へ入るリポーター。55歳の候補生による全20市町を巡る旅がここから本格的にスタートしました。

