1. TOP
  2. 記事一覧
  3. ピックアップ
  4. 20日かけて手染めで仕上げる、県内最高値の五月のぼりとは?小城市「城島旗染工」に迫る

ピックアップ

pickup

2026.05.11

20日かけて手染めで仕上げる、県内最高値の五月のぼりとは?小城市「城島旗染工」に迫る

「想像を超える迫力」——目の前に広がる鮮やかな五月のぼりに、思わず声が上がります。

小城市牛津町にある旗専門の工房「城島旗染工」。
城島守洋さんが一本一本手染めで仕上げる五月のぼりは、県内でも最高値とされながら、その完成度と存在感の高さが際立ちます。

圧倒的な手仕事の美しさと、日本の伝統文化を守り続ける職人の思い。その背景に迫ります。

竜や魚が舞う、圧倒的な存在感

工房を訪れると、まず目に飛び込んでくるのは想像を超える迫力の光景です。
竜や魚などが描かれた鮮やかな五月のぼりが工房いっぱいに並び、圧倒的な存在感を放っています。

製作者の城島守洋さんは、五月のぼりだけでなく、ハッピや船の旗、お祭りに使われる旗やのれん類など、幅広く手がけています。
地域の祭り文化を支える“旗の職人”として、日々ものづくりに向き合っています。

すべて手染め、職人仕事

最も驚かされるのは、その製作方法です。
縦幅約85cm、長さ約7m50cmにも及ぶ大きな五月のぼりを、すべて手染めで仕上げています。

機械任せにせず、一本一本職人の手で色を重ねていくため、完成までにはおよそ20日を要します。

県内最高値の五月のぼり、気になるお値段は?

価格は18万1,500円。

龍の顔の細かな描き込みなど、通常よりも手間のかかる工程が施されているほか、最大の特徴が金箔フィルムの使用です。本物の金箔ではなく、風合いと輝きを表現する特殊な素材を使い、華やかさと実用性を両立させています。

城島さんによると、小さいサイズの五月のぼりは、むしろ細かな作業が増えるため、サイズによって価格差が生まれるといいます。

この価格設定には、城島さんならではの思いが込められていました。

「こういう日本文化がだんだんなくなって危惧している。あまり高いとお客さんが離れてしまうので、20万以内に収めているところです」

伝統を守り続けたいという思いから、あえて手の届く価格に抑える——そこには、日本の文化を次世代へつなごうとする職人の覚悟がありました。

手仕事が生む、唯一無二の迫力

20日間かけて一本一本手染めで仕上げられる五月のぼりは、機械では決して生み出せない温かみと迫力を兼ね備えています。

日本の伝統文化を守り続ける城島さんの手仕事は、見る人の心に静かに、そして深く響きます。

ぜひ一度、その圧倒的な存在感を間近で感じてみてください。

店舗情報
  • 店舗名:城島旗染工
  • 住所:佐賀県小城市牛津町柿樋瀬1101−3
【2026年5月4日放送 かちかちLIVE 勝手に大検証 より】

関連記事

※各記事に掲載している料金やサービスについては、記事を掲載した時点での情報になります。掲載当時から料金やサービスが変更になっている場合がございます。
RECOMMEND