企業情報番組審議会だより
番組審議会だより(2007年3月)
期日
平成19年3月8日
出席委員
新井委員長 今泉委員 佐藤委員 武富委員 富吉委員 藤井委員 水上委員 宮崎委員
欠席委員
大原副委員長 横尾委員
審議番組
- 番組名称 『21世紀の佐賀 あなたがプロデュース! 第13弾 考えよう! 九州新幹線西九州ルート』
- 放送日時 2007年2月11日(日)14:00~15:25放送
当日深夜 24:15から再放送
議事概要
サガテレビでは、このほど第432回番組審議会を開き、上記番組の審議を行いました。
<番組概要>
九州新幹線西九州ルート建設をめぐって、佐賀県とJR長崎本線存続期成会との協議は平行線をたどり結論をみないままとなっています。 九州新幹線西九州ルートは必要か? 必要ではない理由は? 新幹線建設のメリットは? デメリットは? 生活は? 並行在来線化後の第3セクターの経営は? 佐賀県全体にとって、西九州ルート建設がどのような意義をもつのか、どんな問題点があるのか、全県的な視点で視聴者へ情報提供した番組。スタジオ生放送
出演 桑原允彦鹿島市長・樋渡啓祐武雄市長・実積寿也氏(九州大学助教授)・斎藤参郎氏(福岡大学教授)
コーディネーター 鈴木哲夫氏(ジャーナリスト)
委員の意見概要
委員からは次のような意見が出されました。
- 興味のあるテーマで事前のPRの時から期待していた、ブツ切れ状態の情報をよくまとめてあり、見終わってスッキリした。
- 専門用語の多用で難しい部分があった、分かりやすい言葉をつかった方がよかった。
- 桑原さんの信念は伝わった
- 福大、九大の先生だけでなく、地元の佐賀大学からの出演があれば、もっと親近感をもてたと思う。
- 役者が不足していた、次回は県やJRも入れた討論を期待する
- コーディネーターは適任で好感をもった、プロフィールなど紹介してほしかった
- VTRが長すぎた、その分討論にまわした方がよい
- FAXは、先ず年齢・職業・地域などを読み、その後文面を読む方がよい。
- 当日反響(FAX・Eメール・電話)の200件以上はすごい、注目されていた番組だった
- 次回は道州制と絡めた新幹線の位置づけで作ったらどうか。
- 西九州全体からの視点が抜けていた。
- 武雄地区の反対意見や鹿島地区の賛成意見など、裏側の声を聞きたかった
- 存続期成会の太良が反対から賛成に変った経緯、理由を入れてほしかった
- 該当する地域だけでなく、県全体の意見や声も入れたらよかった
- 出演者が、反対派・桑原氏(1人)VS他賛成派(3人)でアンフェアに感じた。しかし桑原氏の個性でバランスはとれていた。
- 長崎県は佐賀県の同意なしに新幹線を引くことが出来ない。長崎県の人の意見も聞きたかった、全体の出演者の配置に一工夫ほしかった。
- 作り手側の熱意があり、意欲的でまとまった番組。数字をよく使い説得力があった。
- 新幹線問題は、沿線自治体の同意がキーワードということがよく理解できた。他県のうまくいっている自治体の経緯まで突っ込んで、取材してほしかった
- JRは末端切捨ての方針を決定した、新幹線問題は少子高齢化に向かう国の在り方の問題、これは今後大きな枠で考える契機となる。
- 重たいテーマを選ばれて感心した、第2弾、第3弾を期待する。
という意見が出ました