企業情報番組審議会だより

番組審議会だより(2023年3月)

令和5年3月30日開催

出席委員

吉住委員長 植田委員 桑原委員 小柳委員 山口委員

審議番組

サガテレビの放送全般について

番組概要

年度を締める3月は、特定の番組に対する合評ではなく、サガテレビの放送全般についてのご意見を頂戴し審議いただく場とさせていただく。サガテレビの放送番組に関わる各部門の責任者より、今年度の放送に関わるトピックスなどをまずお話しさせていただき、それをお聞きになられた上で放送している番組のみならず、サガテレビの放送に関わることなら何でも制約を設けずにご発言いただく。

議事概要

事務局長よりあいさつの後、本日の議題について説明を行った上で、編成、制作、報道、技術の責任者より今年度の放送に関わるトピックスなどをお話しさせていただいた。その後、吉住委員長の議事進行により、参加各委員の意見の陳述、および質問が行われ、質問に対しては各部門の責任者より説明を行った。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行った。最後に次回開催日時と審議内容について説明して閉会となった。

委員の意見概要

●かちかちPress以外でも情報発信するようなコンテンツを期待したい。
●発信する情報に対して、もっと中身を掘り下げてほしい。
●災害に関する事前情報は非常に重要で参考になる。
​●身近な問題をどんどん取り上げ、放送に取り組んでほしい。
●コロナ禍が落ち着きつつあるが、あんなことがあったよねと言うようなことも時代の証言だと思う。
個人に対しての取材も一つの証言だと思うので後世へ伝えるべき。
●生涯スポーツ的なものになるかもしれないが、「もっと歩こう」というような番組があってもいいのでは。
●台風などが近づくと河川カメラの映像などをよく見るが、あれは非常に便利。
●ニュースもAIが読むことが増えてきつつあり、それも時代の流れだと思うが、やはり人間に対しては人間が届けて欲しい。
●放送局は人。視聴者は番組をみるだけかもしれないが、その番組の先の放送局には、これからも人間味が溢れる組織であってほしい。
●放送局の命はアーカイブだと思う。個人でも様々な映像をお持ちの方がいらっしゃると思うので、そういった映像の保存、利活用もサガテレビでしていただけないものか。
●報道部門と制作部門が共同で制作している番組や、番組の在り方などについてもこの場で議論できたらいいと感じる。
●情報の質と量を高めることと、効率化を求めること。その2つを追及することは大変だと思うが今後に期待したい。

●テレビならではのかかわり方である視聴者からの投稿動画などの活用など、今の技術と絡めて、どういうことをしていくのか、今後が気になる。
●戦争企画は継続していることに敬意を表する。
●アーカイブの話がでているが、アーカイブに頼りすぎるのは安易すぎる。過去を掘り起こすだけでなく、今とのつながりをどう見せるか、そこを議論したかった。
●災害報道が過剰に見える。予知・予防にシフトしすぎている気がする。危機を煽るような情報発信にならないよう民放としてどう考えるか。そこが気になるし興味深い。
●この場で様々な番組の合評をしているが、非常にレベルの高い番組を制作されているなと感じる。
●ジャーナリズムの役割を果たしていくという軸をぶらさずにやってほしい。
●ジャーナリズムの役割を果たすための体制を維持してほしい。
●ネットが台頭しているとはいえ、娯楽や情報はテレビが頼みという人たちもいる。そういったことも意識してほしいし、それこそが存在意義である。
●佐賀はどんどんスポーツが盛り上がっていくと思うが、スポーツ界においても若者は宝の原石。
そういった若者を取り上げることなど、ローカル局・地上波にしかできないことがあるので期待したい。
●新しくオープンするアリーナからの中継は、さすがサガテレビ!やっぱりサガテレビ!と言われるようになってほしい。