企業情報番組審議会だより
番組審議会だより(2013年3月)
期日
平成25年3月9日
出席委員
新井委員長、今泉副委員長、西依委員、諸隈委員、佐伯委員、井口委員、宮原委員、西田委員
欠席委員
富吉委員
審議番組
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番組名称 世界のARITAへ! ~窯元たちの挑戦~
- 放送日時 3月9日(土)15:00~15:55放送
議事概要
3月14日、第492回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
業務用食器が主流の有田焼。業界全体の売り上げは20年前の13パーセント近くにまで落ち込んでいます。何を作れば売れるのか、窯元たちは暗中模索の日々です。 そんな中にも有田焼の可能性を信じ、挑戦を続ける若手経営者たちがいます。 多くの窯元が競作し、100種類以上のラーメン鉢を制作した「究極のラーメン鉢企画」。大手百貨店とのコラボで全く新しい「磁器の重箱を作る企画」。次々に新しい企画を生み出しているのが、有田町で李荘窯を営む寺内信二さんのグループです。 今年は、1月末にフランスで開かれた世界最大規模の「国際外食産業見本市」へ出展しました。一体どんな焼き物が世界に受け入れられるのか。有田焼のブランド力と自分たちの力を試す場です。 番組では、有田焼の再生に奮闘する若手窯元たちの姿を追います。 (広報資料より)
委員の意見概要
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面白かった。有田焼については知識がなくて伝統的な面のイメージしかなかったがモダンで洋風な製品もあることを知った。
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フランスをはじめ海外から日本国内へと場面の移動が多くて旅番組の雰囲気になり、場面と時間軸の整理をすべきだった。
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出展作品そのものをもっと見せてほしかった。
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海外のロケ地の映像は絵画的で美しかった。
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ナレーションが良かった。一つの流れを作っていて、音声で番組ができている部分も多いと感じた。
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「プロダクト有田」「Jブランド支援事業」の言葉自体の説明をすべきだった。
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世界における有田焼の位置付けが今はどうなのか、という切り口があった方が番組全体がわかりやすかった。
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素材が変わってもブランドの本質はスピリッツだ、という料理人の言葉があったが有田焼のスピリッツ、本質をどうとらえてどう発展させていくのか若手窯元の方に聞いて欲しかった。