企業情報番組審議会だより
番組審議会だより(2012年6月)
期日
平成24年6月14日
出席委員
新井委員長、今泉副委員長、井口委員、佐伯委員、富吉委員、 西依委員、林委員、諸隈委員
欠席委員
水上委員
審議番組
-
番組名称 FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
大災害時のリーダーシップ~沖縄で神様と呼ばれた男・十一代斎藤用之助~ - 放送日時 5月28日(月)19時00分~19時54分放送
議事概要
6月14日、第485回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
およそ100年前の明治36年、沖縄県の孤島・硫黄鳥島が大噴火し700人近い島民が生命の危機に直面しました。当時、沖縄本島の南半分と離島のすべてを管轄する島尻郡長の職にあったのが佐賀県出身の十一代斎藤用之助でした。 斎藤家は「葉隠」にも名前が残る旧佐賀藩士です。十一代用之助は全島民の移住という判断を下し、移住反対住民の説得、移住地の選定、明治政府からの巨額の移住費補助の取り付けなどに尽力し、噴火から9か月という期間で久米島への全島民移住を成し遂げました。久米島では毎年移住記念祭が催されています。 (広報資料より)
委員の意見概要
- とてもタイムリーで、この人物を発掘した功績は大きい。
- 再現VTRはよく出来ていた。教材になるような番組だった。
- しっかりした取材をしていて制作者の熱意が伝わった。
- 7年前から暖めていたとのことだが、その積み重ねがにじみ出ていた。
- 用之助の重厚な仕事と講談師の口調や明るさとの違和感を覚えた。
- 時々出てきた東日本大震災のことはいらなかった。
- 東日本大震災と結び付けたいとの制作意図が強く出すぎており押し付けだった。
- 全く知らない人物なので1度番組を見ただけでは分からないことがあった。
- 時代背景と共に用之助が努力した点を知りたかった。
- タイトルとサブタイトルを逆にすれば理解できた。
- 用之助の思いなど人物像の掘り下げが不足していた。