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2025.06.11

【SAGATOCOで健康習慣】佐賀県民は全国最下位!? 医師が語る歩かないリスクとは

佐賀県は全国でも有数の“車社会”。便利な反面、歩く機会が少なく、健康リスクが深刻化しています。今回は、佐賀県保健所の坂本医師が語る“歩かない生活”の危険性と、県が推進する「歩こう佐賀県プロジェクト」の重要性について紹介します。

佐賀県民の平均歩数は全国でも低水準

佐賀県公式ウォーキングアプリ「SAGATOCO(さがとこ)」のデータによると、佐賀県民の1日平均歩数は約5,598歩。これは、県が目標とする「1日7,000歩」に大きく届いていません。

県内では、自家用車での移動が一般的。近所への買い物も車を使う人が多く、九州内で自家用車保有率は第1位という調査結果もあります。

歩かない生活がもたらす“王手”リスク

佐賀県が制作したキャンペーン映像では、坂本医師が将棋の駒を使って健康リスクを説明。「メタボ」「骨折」「生活習慣病」と書かれた駒が、次々と“王手”をかけてくる様子が描かれ、視覚的にもインパクトのある警告になっています。

「歩かない生活が続くと、糖尿病や高血圧、脳卒中などの病気のリスクが高まり、重症化しやすくなります」と坂本医師は語ります。

佐賀県が抱える深刻な健康課題

糖尿病の疑いが全国1位

厚生労働省の調査によると、佐賀県は「糖尿病の疑いが強い人の割合」が全国1位。坂本医師は「運動習慣の少なさが、こうした結果に結びついている可能性が高い」と指摘します。

 医療費も全国トップクラス

令和4年度の佐賀県民1人あたりの医療費(年齢調整後)は42万8,657円。全国平均の37万3,728円を大きく上回り、生活習慣病の多さが医療費増加に影響していると見られています。

今すぐできる「プラス1,000歩」の健康習慣

健康の第一歩は「歩くこと」。しかし、無理な目標は逆効果。坂本医師は「まずは自分の平均歩数より1,000歩多く歩くこと」を提案しています。

  • 日常でできる“ちょい足しウォーク”のコツ
  • コンビニやスーパーへは歩いて行く
  • 駐車場では入口から遠い場所に停める
  • 通勤・通学の一部を徒歩にする
  • 涼しい時間にお散歩を取り入れる

「歩くことはお金もかからず、特別な準備も不要。誰でもすぐ始められます」とリポーターもコメントしていました。

アプリで楽しく継続「SAGATOCO」

佐賀県が開発した公式アプリ「SAGATOCO」では、毎日の歩数が記録され、ポイントを貯めることもできます。ゲーム感覚で楽しめる仕組みにより、モチベーション維持にも役立ちます。

県民全体で取り組む健康プロジェクト

「歩こう佐賀県プロジェクト」は、単なる健康促進のキャンペーンではなく、県民一人ひとりの健康寿命を延ばし、医療費の抑制にもつながる重要な取り組みです。

「生活の中で、今より少しでも歩ける場面がないか考えてみてください」と坂本医師。
「不健康に“王手”となる前に、今こそ一歩を踏み出しましょう」

“歩くこと”が佐賀を救う第一歩に

車中心の生活が当たり前の佐賀県だからこそ、歩くことの価値が大きく問われています。未来の健康を守るため、まずは今日から、1,000歩だけ多く歩いてみませんか?

歩数管理やポイント獲得もできる「SAGATOCO」アプリを活用すれば、楽しみながら継続できるウォーキング習慣が身につきます。**健康と向き合う第一歩として、ぜひアプリも取り入れてみてください。

【2025年6月5日放送 かちかちLIVE サガらぼ より】

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