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2025.08.10

鹿島市発!3日間かけて作る透明な「さがん氷」の秘密とは?

鹿島市の製氷工場で作られる「さがん氷」は、まるでガラスのような透明度と、驚くほど溶けにくい特性を持つ特別な氷。72時間かけて丁寧に作られるその製造の秘密をご紹介します。

クリスタルのような透明度に驚き

佐賀県鹿島市にある製氷工場で作られているのは、一般的な家庭用の氷とはまったく違う、驚くほど透明で美しい氷。その名も「さがん氷」。まるでクリスタルのような透明度に、小田井さんも思わず「俺の知ってる氷と全然ちゃうわ。何これ?」と声を上げるほどです。

美味しい氷を生み出すのは"鹿島の豊かな地下水"

工場の担当者はこう話します。「鹿島市っていうのが、昔から水の美味しい土地柄なんですね。その多良岳の、美味しい水を使って氷を作っております」

鹿島の豊かな地下水こそが、透明で高品質な氷を生み出す土台となっているのです。

さがん氷の製法

さがん氷の最大の特徴は、なんといっても「固くて溶けにくい」こと。一般的な家庭用の氷と比べて、溶けるスピードがまったく違うといいます。

その製法は、-8℃まで冷やした塩水に、水の入った大きな缶を沈めて凍らせます。次に、水中の空気やミネラルを抜くために混ぜながら冷凍します。水の純度を高めて透明で溶けにくい氷を作っています。

驚くことに、-8℃で3日間かけて製氷しています。※家庭用冷蔵庫は-20℃で数時間

それでできた氷を色々な大きさにカットしてから出荷しています。

工場の担当者によると「空気を送り込んで撹拌させてるんですね。空気が残ったままの状態だと、家庭用の氷のように白く濁ってしまうんです」とのこと。完成までには約3日間、つまり72時間。手間と時間をかけてゆっくり凍らせることで、透明度が高く、しかも溶けにくい氷が生まれるのです。

「冷たい綿飴みたい」独特の食感

実際に小田井さんが、さがん氷を口にしたときの感想が印象的でした。「口の中で、うわってなくなりますね。冷たい綿飴食べてるみたいです」

この氷は直販も行っており、近くの方は工場で直接購入が可能。「これで水割りとかウイスキーのロックで飲んだりね、これはもう贅沢ですね」とリポーターも絶賛していました。

鹿島の水と職人の技が生んだ"贅沢な氷"

鹿島の美味しい水、72時間の製造工程、そして丁寧な技術が合わさって生まれる「さがん氷」。飲み物の味を引き立て、特別な時間を演出してくれるこの氷は、まさに大人の贅沢。ウイスキーをロックで飲んだりしたいですね。

近くを訪れた際には、ぜひ手に入れて体験してみてはいかがでしょうか。

【2025年8月5日放送 かちかちLIVE 小田井涼平とそいよかね!ツアーズより】

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