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知らず知らずに燃費を悪化させているかも?プロが教える「エコドライブ」で賢く節約術
行楽シーズンが到来し、車でのお出かけが増える季節。「長距離ドライブってガソリン代が結構かかるんだよなあ。少しでも節約できたら旅行費に回せるんだけど」そんな悩みを抱える方に朗報です。実は、ちょっとした運転テクニックを身につけるだけで、燃費を大幅に改善し、環境にもお財布にも優しいドライブが可能になるのです。今回は自動車学校で猛特訓してみました!
驚きの効果!エコドライブの実証結果
リポーターが特訓した後2週間弱、実際に検証した結果、エコドライブを実践した約2週間で、CO2排出削減量が約16kg、節約できた燃料が約7Lという効果が得られました。これは杉の木約7本分のCO2削減効果に相当します。
燃費が良くなるとガソリンの使用量が減り、その分二酸化炭素を減らすことにもつながります。まさに一石二鳥の取り組みと言えるでしょう。
あなたの運転は何点?エコドライブの現実
「エコドライブ、ちゃんとやってる」と自信を持つ方も多いかもしれません。しかし、実際にプロの指導員にチェックしてもらうと、意外な結果が待っています。
佐賀城北自動車学校で、燃費アップ術に詳しい東島先生による実技チェックを受けたリポーターは、運転技術としては良かったものの、「エコドライブとしては10点満点中で5点」という厳しい評価を受けました。
「アクセルとかブレーキが強いですよね。踏み方が強いです」「車間距離が近かったです」
この指摘に、「知らず知らずのうちに5点の運転が世の中にはびこってるかもしれない」という状況が浮き彫りになりました。
プロ直伝!燃費アップの具体的テクニック
カーブでのエンジンブレーキ活用法
適切な車間距離の取り方
「車間距離を詰めれば詰めるほどブレーキを踏む回数が多くなる」ため、車間距離をしっかり取ることが重要です。
具体的な目安として、時速から15を引いた数字が推奨されています。例えば時速50kmなら35m以上の車間距離を保つことが安全です。一般道路の白線は長さ5m、間隔も5mで合わせて約10mのため、走行中白線を3つ半以上開ければ安全な距離になります。
ふんわりアクセル・ふんわりブレーキ
知られていない燃費改善の盲点
A/Cスイッチの正しい使い方
多くの方が見落としがちなのが、A/Cスイッチの使い方です。A/Cスイッチは冷房機能や除湿機能を行っており、「これから冬場にかけて暖房をつける時はA/Cスイッチを切ってもらった方が燃費は向上します」と専門家は説明します。
冬場の暖房時にA/Cをつけていても効果はなく、「無駄に燃費が悪くなるだけ」という状況になってしまいます。これからの季節、窓が曇った時など必要な時だけスイッチをオンにする、こまめな切り替えが燃費アップにつながります。
タイヤの空気圧管理
不要な荷物の整理
まとめ:小さな意識変化が大きな効果を生む
「意識するだけで誰でもできる」エコドライブは、運転習慣を少し変えるだけで環境とお財布の両方に優しい効果をもたらします。
これからの行楽シーズンに向けて、「環境にもお財布にも優しく、そして周囲の人にも優しい安全運転で家族や周りの人とみんなで思いっきりドライブを楽しんで」みてはいかがでしょうか。
知らず知らずのうちに燃費を悪化させている運転習慣を見直し、プロ直伝のテクニックを実践することで、より快適で経済的なカーライフを手に入れましょう。