甘く香ばしい香りがふわりと漂う炭火焼き料理で、食欲の秋を満喫できる特別なお店があります。武雄市北方町にある「すみまる」では、樫の木の木炭を使った独特の調理法で、食材本来の旨みを最大限に引き出す絶品グルメを味わえます。

「すみまる」は、炭火焼き料理に特化した珍しいお店です。店内に入った瞬間から香ばしい炭の香りが漂い、食欲をそそります。

「樫の木の木炭を使ってまして」と店主が語るように、すみまるでは一般的な備長炭とは異なる樫の木の木炭を使用しています。この木炭の特徴は、甘く香ばしい香りを持ち、備長炭よりも一気に焼き上げることができることです。

「普段の感じる炭の香りと違ってほんのりちょっと優しい香りがする」と、その特別な香りに驚く声も聞かれました。

すみまるの炭火焼きは、単に食材を焼くだけではありません。肉の油が炭に落ち、炭に肉の香りがつき、その煙がまた食材を包み込むという、食材の旨みが際立つ特別な調理法なのです。

厨房では熱と炭の香りがすごく、火の強さを変えながら約10分ほどで焼き上げることで、タレがこんがりと焼けた美しい色合いも食欲をそそります。

すみまるの一押しメニューは、武雄のブランド豚「若楠ポーク」を使った豚重です。プリプリの食感で、炭で焼くことによって余分な油は落とし、さっぱりと食べられます。それでいて炭の香りが食材にまとわりつき、格別の美味しさを生み出しています。

• 商品名：若楠ポーク豚重
• 値段：1,500円

さらに驚くのは、仕上げにウナギのタレをかけていることです。「最後に仕上げにですね、うなぎのタレをかけてます」と店主が明かすように、ウナギの旨みを活かした仕掛けで、さらに食欲が止まらなくなる工夫が施されています。

自家製のタレで一晩しっかりと漬け込んで焼き上げるため、ご飯がとにかく進みます。ご飯は白石町産の七夕コシヒカリを使用しています。ごはんはモチモチでそこに若楠ポークと炭の香りのハーモニーがたまりません。

人気ナンバーワンメニューは、パリッとジューシーに焼き上がる炭火焼きの特徴を存分に活かした「炭火焼きの親子重」です。

有田鶏を使用し、胸肉よりジューシーでもも肉よりあっさりとした肉質の「肩肉」を使用しています。トロトロの卵と一緒にいただくと、「プリプリで食べれば食べるほど甘みもジューシーさが出てきますね。卵の甘さと卵のまろやかさに加わって炭の香りがグッときますね」という絶賛の声も。

• 商品名：親子重
• 値段：900円

この親子重は「飲める親子重」という別名もあります。するっと旨味と一緒に飲み込めるため、お子様から年配の方まで皆で楽しめる料理となっています。もっとつゆだくにもオーダーできるのも魅力の一つです。

出汁は昆布やカツオに加え、ウナギのタレの旨味を使っています。

2025年10月2日より新メニューとして登場するのが「黒い親子重」です。お肉を炭火焼きで焼いているのに加え、卵にも炭パウダーを混ぜて閉じているため、より「すみまる」の香ばしく甘い香りを楽しみたい方におすすめのメニューです。

卵の色が黒くなり、まるで初日の出のような美しい見た目も話題になりそうです。

• 商品名：黒い親子重
• 値段：1,000円

すみまるでは、佐賀牛や焼き鳥、サバなど様々な炭火焼き料理をいただくことができます。

「家庭では出せない非日常的な味なんで、いろんな料理をうちで出してますんで、より身近に楽しんでもらいたいなっていう思いで」と店主が語るように、炭火を使って様々な食材の旨みを引き出したいという思いが込められています。

炭火焼きと食材の相性も研究し、香ばしさと旨味を両立させている点も、すみまるの大きな魅力です。

武雄市北方町にある「すみまる」は、樫の木炭を使った炭火焼き料理に特化した専門店です。一般的な備長炭とは異なる甘く香ばしい香りが特徴で、食材の旨みを最大限に引き出す独特の調理法が魅力です。

武雄のブランド豚「若楠ポーク」を使った豚重や、有田どりの肩肉を使った「飲める親子重」など、多彩なメニューが揃っています。新登場の「黒い親子重」も見逃せません。

食欲の秋にぴったりの炭火焼きグルメを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

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