ピックアップ
pickup
秋の佐賀を彩る二大イベント!バルーンフェスタと唐津くんちの見どころ完全ガイド
佐賀県の秋を代表する2大イベント「バルーンフェスタ」と「唐津くんち」。120機以上の熱気球が空に舞うバルーンフェスタと、14台の豪華絢爛な曳山が旧城下町を練り歩く唐津くんち。どちらも全国から多くの観光客が訪れる一大イベントですが、「人が多くて大変そう」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回、地元の視聴者の皆さんから寄せられた「イチ押しの場所」や「知られざる楽しみ方」を紹介します。
今年の参加予定は?意外な楽しみ方も
サガテレビで実施したアンケートでは、「バルーンフェスタに行く」と答えた人が44%、「唐津くんちに行く」が21%、「両方行く」が6%という結果になりました。一方で「両方行かない」と答えた人も29%いましたが、その理由が興味深いものでした。
「見には行きたいのですが、人が多い為、テレビやYouTubeで見ようと思っています」という50代女性や、「バルーンは実家から見ることが出来ますので、特に行きません」という60代男性。さらに「夫と子供達が曳いていた時は行っていたが、今は囃子の練習が聞こえてくるだけで満足です」という唐津市在住の40代女性の声も。
リポーターは「皆さんお祭りに否定的ではなくて、もう生活している中で見られることや動画配信などで見られる時代にもなりましたから、いろんな楽しみ方を見つけているようですね」とコメントしています。
唐津くんちの隠れた名所「宮島醤油前のカーブ」
唐津くんちで特に注目すべきスポットとして、2人の方が同じ場所を推薦していました。それが「宮島醤油前のカーブ」です。
20代男性は「宮島醤油前のカーブ!!」と端的に、40代女性は「宵山の時は宮島醤油近くのカーブを曲がるところは迫力あります!」とコメント。このカーブは鋭角になっており、重さ約2〜3トンの曳山が慎重に曲がる様子を間近で見ることができます。
バルーンフェスタは会場外からの眺めも格別
バルーンフェスタについては、メイン会場の河川敷以外からの楽しみ方を推す声が多く寄せられました。
60代男性からは「河川敷に行かなくとも街なかにバルーンが浮かんでいる風景、魅力度ナンバーワン!!」という声が。20代女性は「電車の中からは佐賀平野や山々と共にたくさんのバルーンを眺めることができ、おもむきがあります。会場に近づくにつれ迫力も増します」と電車からの眺めを推薦しています。
さらに印象的だったのは、50代女性の「田んぼの中に設けられたターゲットに向かって続々と近づいてくるバルーンは圧巻、クリークに写るバルーンも佐賀ならでは!」という声と、40代女性の「我が家のベランダか沿岸道路の上(笑)」というコメント。佐賀県民ならではの特権的な楽しみ方が垣間見えます。
パイロットになるには?気になる疑問に答えます
バルーンのパイロットになるには?
「バルーンのパイロットにはどうやったらなれるの?」という40代女性の疑問に対して、佐賀バルーンフェスタ組織委員会の広報・PRチームチーフ中島さんが回答しています。
- 「日本気球連盟」に入会し、16歳から訓練生に登録可能
- 講習・筆記・実技を経て、最短2週間〜1ヶ月で取得も可能
- 佐賀では飛べる時期が限られ、1〜2年かけて取る人が多い
曳山を一から作るとどのくらい?
「今、曳山を作るとしたらどれくらいの日数や金額がかかるのか?」という疑問には、唐津曳山取締会広報委員の内田さんが「実際に一から作ってみないと正確には言えませんが、修復だけでも5,000万〜8,000万円ほどかかります」と回答。一から作るとなると億を超える可能性もあることが示唆されました。
「ふるまい」の真実
唐津くんちで有名な「ふるまい」について、「誰でも入ってよいと聞いたことがあるが本当?」という疑問も寄せられました。
実際には…
- 誰でも入ってよいわけではない
- 友人・知人・親戚など関係のある人のみが料理をいただく
- 曳山の「ひきこ(曳き手)」たちが「町まわり」と呼ばれる挨拶まわりで訪れることもある
- 料理をふるまう家は特に決まっておらず、希望する家庭が自主的に行う
- 昔は多くの家でふるまわれていたが、現在は減少傾向


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
