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2025.11.24

「毛布と布団の正しい順序は?」冬支度はお済みですか?冬の疑問にお答えします 快適な冬の過ごし方

朝晩の冷え込みが厳しくなり、いよいよ本格的な冬が到来してきています。佐賀県内でも急激な気温変化に慌てて冬支度を始める人が続出しています。「コエサガ」では、視聴者から寄せられた冬支度に関する声を調査。1位は「ストーブ・こたつ・ヒーターを出す」、2位は「布団・毛布・シーツを冬用に」

佐賀県民ならではの工夫や失敗談、そして「毛布と羽毛布団の正しい順序」「効果的な換気方法」「静電気対策」など、専門家からのアドバイスをご紹介します。

佐賀県民が実践する冬支度ランキング

番組に寄せられた視聴者の声を集計した結果、佐賀県民の冬支度ランキングは以下のようになりました。

どんな冬支度をしていますか?

  • 第1位:ストーブ・こたつ・ヒーターを出す
  • 第2位:布団・毛布・シーツを冬用に
  • 第3位:衣替え(冬服を出す)

やはり暖房器具が1位という結果に。佐賀県は比較的温暖な地域ですが、それでも冬の寒さ対策は欠かせません。特に県北部では雪が降ることもあり、「車のタイヤ交換」を挙げる声も多数寄せられました。

リポーターは「朝晩ぐっと冷え込む日も増えてきました。明日は最高気温が11°Cや12°Cということで、これまで以上に冷え込みそうです」と話し、急激な気温変化への注意を呼びかけています。

冬の定番アイテムで快適に過ごす

続いて、「これぞ!冬の定番アイテム」のランキングも発表されました。

冬の定番アイテム

  • 1位:衣類(あったかインナー・もこもこ靴下など)
  • 2位:布団関連(羽毛布団・布団乾燥機・湯たんぽなど)
  • 3位:ストーブ・ヒーター

注目すべきは2位にランクインした「布団乾燥機」です。出演者の一人は「マンションだとそこまで底冷えしないんですが、実家が福岡のうきは市で、実家に帰った時は布団で寝るのが寒いから布団乾燥機で温めてから寝るようにしています」と体験談を語りました。

布団乾燥機はダニ除去の効果もあり、一石二鳥のアイテムとして人気を集めています。

県民から寄せられた「やってよかった」冬支度エピソード

視聴者から寄せられた冬支度の成功体験には、参考になる工夫が満載でした。

  • 電気湯たんぽの活用術 「電気で温める湯たんぽ。短時間で温かくなるので電気代節約にもなります」(60代女性)

お湯を沸かす手間がなく、短時間で温まる電気湯たんぽは、忙しい現代人にぴったりのアイテムです。

  • 万が一の備えも忘れずに 「万が一に備えて毎年スタッドレスタイヤに替えています」(30代男性)

佐賀県は雪が降るイメージがあまりないものの、地域によっては必須の備えです。

  • 一石二鳥の暖房術 「ストーブで暖を取りながらヤカンで湯を沸かし加湿。おかげで乾燥しません」(50代女性)

暖房と加湿を同時に行う昔ながらの知恵は、現代でも有効な方法です。

  • 意外な防寒グッズ 「タオルを首に巻く。妻が寝るときに必ずやっていて、真似してみたら暖かかった。朝起きて『あれ?喉が…』ってなることが少なくなった」(40代男性)

手軽にできる防寒対策として、多くの出演者が「今度やってみたい」と興味を示していました。

あるある!冬支度の失敗エピソード

成功談がある一方で、失敗エピソードも数多く寄せられました。

  • こたつのコードを紛失 「こたつのコードを失くした…」(40代男性)

せっかくこたつを出したのに肝心のコードがない。多くの人が経験したことのある失敗談です。

  • DIY清掃の落とし穴 「エアコン掃除の時にはずしてはいけない部品をはずして壊してしまった」(40代男性)

コストを抑えようと自分で清掃に挑戦したものの、結果的に修理費がかかってしまうケースです。

  • 灯油の購入量ミス 「灯油が春まで余った」(40代女性)

暖冬だったり、他の暖房手段を併用したりして、想定より灯油の消費量が少なかった例です。

専門家に聞く!冬の快適生活術

番組では視聴者から寄せられた冬の疑問について、専門家に取材して回答を得ています。

効果的な換気と結露対策

「冬場の効果的な換気の方法は?」「結露がすごいです。どう対策すれば?」という質問が多数寄せられました。

ダイキン工業の専門家によると、結露対策にも換気が一番とのことです。結露を防ぐには水分の多い空気を部屋の外に追い出すこと、つまり換気をすることが最も効果的だそうです。

上手な換気方法としては、「1時間に5分の換気を2回」が推奨されています。部屋が暖かくなってからエアコンは運転したままで窓を開け換気します。また、対角線上の2か所の窓を開けると、空気の入口と出口ができて効率的です。

寒いと窓を開けたくないものですが、厚生労働省なども感染症対策として冬場の換気を推奨しています。暖房で壁や床を暖めてから短時間で換気すると、室温が下がりにくくておすすめとのことです。

毛布と羽毛布団の正しい順序

「毛布をかけてその上に羽毛布団を掛けたほうが暖かく感じますが、羽毛布団の上に毛布がいいのですか」という60代女性からの質問にも専門家が回答しました。

松尾ふとんの専門家によると、布団の素材によって順番が異なることが判明しました。布団が「羽毛布団」の場合は毛布は「上」(羽毛布団の上にかける)、布団が「羊毛」や「綿(合繊)」の場合は毛布は「下」(体に近い方にかける)のが正解です。

羽毛布団は体温を吸って羽毛が膨らみ、保温力を発揮します。毛布を先にかけてしまうと、体に密着できず、羽毛が温まらないため効果が半減してしまうのです。

ただし、薄手の毛布の場合は熱を伝えることができるので下でも良いとのことです。逆に、羊毛や綿の布団は体に密着させて保温するタイプなので、毛布を「下」(体の近く)にした方が暖かいということでした。

静電気の対処法

「静電気の対処法が知りたい」という30代女性からの声に対しても、専門的なアドバイスが寄せられました。佐賀のクリーニング店「明治屋」によると、洗濯時に「柔軟剤」を使うことで繊維が滑らかになって、摩擦が起きにくくなります。

また、重ね着の「素材の組み合わせ」を工夫することも大切です。「ウールのセーター(プラス)」に「ポリエステルのフリース(マイナス)」といった、異なる素材の組み合わせだと、一番静電気が起きやすくなります。もしそういう服を着る場合は、「綿」の衣類などを組み合わせると、静電気が起きにくくなります。

さらに、明治屋の専門家によると、消臭スプレーなどの水分を含むものを洋服にふきかけることによって、水分が静電気の放電を促進し、静電気が起きにくくなるそうです。

まとめ

今回の調査で明らかになったのは、佐賀県民の冬支度に対する実用的で工夫に満ちたアプローチです。失敗談からも学べることは多く、事前の準備の大切さを改めて感じさせられます。専門家からのアドバイス「1時間に5分の換気を2回」「羽毛布団なら毛布は上」「柔軟剤で静電気対策」を活用し、少しの工夫で冬を暖かく、快適に過ごすことができそうです。

急激な気温変化に対応するためにも、早めの冬支度を心がけ、佐賀の冬を乗り切っていきましょう。視聴者から寄せられた生の声と専門家のアドバイスを参考に、あなたも今年の冬支度を見直してみてはいかがでしょうか。

【2025年11月17日放送 かちかちLIVE コエサガ より】

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