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唐津市の個性的な商品名に注目!地域の魅力を伝えるユニークなネーミングの世界
「唐津海」と書いて「からつみ」と読む?
唐津市の物産店や老舗飲料メーカーには、思わずクスッと笑ってしまうようなユニークなネーミングの商品が数多く存在します。今回は、地域の特産品を活かした個性的な商品名の数々と、その背景にある作り手の工夫や遊び心をご紹介します。美味しさも兼ね備えた唐津の魅力的な商品たちに迫ります。
物産店で発見された「唐津海」の正体とは
最初に向かったのは、唐津駅から徒歩1分の場所にある「ふるさと会館アルピノ」です。唐津の農産物や海産物を豊富に取り揃えるこちらの店舗で、興味深い商品を発見しました。
店員さんが「自信を持って」紹介してくれたのは、カラスミでした。しかし、よく見ると商品名が「唐津海」と書かれています。リポーターが「これ何て読むんですか?」と尋ねると、「からつみ」との回答が。
「唐津海っていう魚師さんが唐津にあったんですよ。で、唐津の海のものを使ってるんで唐津海ってしたんですが、かぶってしまうので」と店員さんが説明します。さらに驚くべき事実が判明しました。なんと、使用されているボラは宮崎県産だったのです。
「もうこっちほとんど取れなくなってきた。唐津のボラは取れないんですよ」と、正直に事情を説明してくれました。
実食で判明する本物の美味しさ
リポーターは実際に商品を試食しました。「口の中の温度で程よく溶けていくから、すごく舌触りもいいですし、塩味もちょうどいい、濃厚ですね」と、その美味しさに感動していました。
老舗飲料メーカーで発見された「おチャイダー」
続いて向かったのは、唐津市西唐津にある小松飲料です。創業74年目を迎える老舗で、ラムネやサイダーから始まり、現在は全国各地のご当地サイダーを製造しています。
工場内には自社ブランドの製品がずらりと並んでいます。リポーターが「個性的な商品はありますか?」と質問すると、社員の方が「これですかね?」と商品を差し出しました。
「おチャイダー」の味わい
リポーターが実際に飲んでみると、「瓶を傾けた時にふわっと柔らかくお茶の香りがする」「炭酸が弾けた瞬間にお茶のいい香りが口の中に広がってさっと引く。切れもいい」と、その美味しさに驚いていました。
地域に根ざした商品づくりの精神
スタジオでの振り返りでは「皆さん優しいですね。ちゃんと付き合っていただいて」というコメントも。実際に、どの事業者も嫌がることなく、取材に協力的に参加してくれました。
この温かい対応について、「暮らし続けられる街づくり、優しい社会」だからこその地域の雰囲気が感じられると評価されていました。
まとめ:ユニークなネーミングが伝える地域の魅力
唐津市の事業者の皆さんの温かい協力と、地域の特産品を活かしたユニークなネーミングの数々を発見することができました。
「唐津海」も「おチャイダー」も、単なる言葉遊びではなく、地域への愛情と商品への自信から生まれたネーミングです。美味しさも兼ね備えたこれらの商品は、唐津の魅力を伝える素晴らしい特産品として、多くの人に愛され続けています。
唐津を訪れた際は、ユニークなネーミングの商品を探してみてはいかがでしょうか。その裏には、作り手の工夫と遊び心、そして地域への深い思いが込められています。
店舗情報
ふるさと会館アルピノ
住所:唐津駅から徒歩1分
小松飲料
住所:唐津市西唐津

