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スマホ時代に再注目!フィルムカメラが若者に人気の理由とは 佐賀市「3COINS +」
12月5日は「アルバムの日」。スマートフォンで写真を撮ることが当たり前になった現代でも、あえてフィルムカメラで撮影し、現像して形に残すアナログな写真の楽しみ方が若者の間で再び注目を集めています。「やっぱりスマホじゃ撮れない、こう、エモい写真だったりとかをレトロな感じで撮れる」——佐賀市内の生活雑貨店では、11月に発売されたばかりのカメラシリーズが大人気となっており、その魅力を探ってきました。
11月発売のカメラシリーズが大ヒット
生活雑貨を中心に展開する「3COINS +ゆめタウン佐賀店」では、店内の目立つ位置にカメラ関連のアイテムがずらりと並んでいます。11月に販売が始まったばかりの"カメラシリーズ"は、今風デザインのフィルムカメラをはじめ、ネガフィルムを収納できるフォトアルバム、さらに写真をおしゃれに飾れるフォトフレームまで幅広いラインナップを展開しています。
店舗スタッフによると、「やっぱりスマホじゃ撮れない、エモい写真だったりとかをレトロな感じで撮れるのは、フィルター使ってとか平成に流行ったこういうインスタントカメラとかを使って撮ったりするのが今、若い子たちの中で流行ってる」とのこと。購入者の多くは20代の若い世代が占めているそうです。
再入荷を繰り返す人気商品「ミニトイカメラ」
中でも再入荷を繰り返すほどの人気を誇るのが「ミニトイカメラ」です。一見おもちゃのように見えますが、実際に写真撮影が可能な本格的なカメラです。手のひらと比べてもコンパクトなサイズ感で、500円玉5枚分とほぼ同じ重さという驚きの軽さを実現しています。
- 商品名:ミニトイカメラ(全6色)
- 値段:2,750円
※店舗により在庫状況は異なります
スマホ時代だからこそ求められるアナログ体験
なぜ便利なスマホがある時代に、あえて手間のかかるフィルムカメラが人気なのでしょうか。その理由は、便利さよりもちょっと手間がかかるものに、アナログならではの特別な体験感を感じられることにあります。
スマホを開けばすぐにカメラ機能が使える現代において、あえて身につけて持ち歩くカメラは、可愛さと特別感を演出してくれます。20代の若者が求めているのは、単なる便利さではなく、その過程で得られる体験価値なのです。
まとめ:アナログな写真の楽しみ方が再ブーム
スマートフォンで手軽に写真が撮れる時代だからこそ、フィルムカメラのアナログな魅力が再び輝いています。「エモい写真」「レトロな感じ」を求める若者たちが、1,500円から始められるフィルムカメラで、特別な思い出づくりを楽しんでいます。
12月5日の「アルバムの日」を機に、あなたもアナログな写真の楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。

